
試合前会見に臨むドジャースのデーブ・ロバーツ監督(撮影・杉浦大介通信員)
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ドジャースのデーブ・ロバーツ監督(54)が11日(日本時間12日)、敵地でのブルワーズとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS)第1戦の試合前会見に臨み、大谷翔平投手(32)に言及した。
大谷はポストシーズン(PS)に入り、地区シリーズは4試合で13打数2安打、打率・154、ノーアーチに終わった。本塁打はレギュラーシーズンの8月18日のロッキーズ戦を最後に22試合、102打席本塁打から遠ざかっている。
前日の練習では屋外でのフリー打撃に志願参加し、5、6セット目は打席から徐々に前進。最短約7メートルの至近距離から打撃マシンの95マイル(約152.9キロ)の速球を打ち返した。
ロバーツ監督は「スイングにまとまりがあったのがよかった。無理に何かをしようとしなければ、ボールも少しよく見えるようになる。それに、フィールドの広い方向に打とうとしていた点もよかった。あれは意識的に取り組んでいたことだった」とうなずいた。
相手先発・ミジオロウスキーは6月に先発史上最速の105・5マイル(約169.8キロ)を計測した剛腕投手なだけに「大きく構えて、長打を打とうとするのは、ミズにとっては非常に難しい。だから、少しコンパクトにして、ボールをより長く見る。その方がいいアプローチだと思う」と練習での取り組み方も評価した。
その上で「ショウヘイに関しては、基本に立ち返ることだと思う。今の状態については、いい感触を持っている。もちろん、100%ではない。でも、十分にやれる状態だと思う」と基本を大事にすれば復調できるはずとし「私としては、ストライクゾーンの中で勝負することが大事だと思っている。前のシリーズでは、ブレーブスが簡単には勝負してこないことが明らかだった。ショウヘイは必要以上にストライクゾーンを広げてしまったと思う」とボール球を追いかけすぎないようにと注文した。
続けて「彼だって、誰だってボール球を追いかけたいわけではない。結果を出したいし、いいプレーをしたいと思っている。ここしばらく苦しい状態が続いているし、結果が出なければ、自信を失い始めるのは自然なことだ。誰にでも起こり得る。今日の試合は、自信を取り戻すという意味では、なかなか難しい試合になるのは間違いない。ただ、私にとって大事なのは、何に意識を向けるかということだ。それはショウヘイだけでなく、選手全員に伝えていることでもある」とロバーツ監督。「つまり、ストライクゾーンをしっかり管理し、質の高い打席にすること。具体的には、強い打球を打つこと、多くの球を見極めること、三振するにしても自分のペースで打席を進めること。自分の思い描いた形で打席を終えることができれば、それは一つの勝利だ」と説いた。
そうすることで「本当の意味でいい結果が出始めるかもしれないし、長打が出るようになるかもしれない。今の彼の状態を見れば、何をすべきかは分かると思う。もう一度シンプルに考えることに立ち返らなければならない。いい形で四球を選び、いい打席を重ね、そして強い打球を打っていくことだ」と基本に立ち返ることが何よりも重要と繰り返した。

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