魚食の普及活動に取り組む「ウギャル」としても有名なモデルの「Lie」(ライ)さんが27日、東京・築地市場でウギャルプロデュースの水産加工品と著書「ウギャルになった、わたし。」をPRした。
 ウギャルとは海と魚(うお)の「う」に「ギャル」を組み合わせた造語。現役モデルのライさんが若者の魚離れを食い止めようと、各地の水産加工会社を訪ね、簡単に食べられる水産加工品の独自ブランド化を目指してきた。
 会場には、ウギャルを応援するギャルが20人以上駆けつけ、ウギャルプロデュースの水産加工品ブランド「Gift from fish」(ギフト フロム フィッシュ)の「銀鮭塩焼き」や「サバの味噌煮」、「チーズじゃこバーグ」などを試食。口をそろえて「おいしい」と絶賛した。
 ライさんは水産加工品の開発について「魚を食べるきっかけになればと考え、作った」と説明、「真空パックされていて、簡単においしく食べられる」と商品をアピールした。ゲストとして発表会に参加した水産庁加工流通課の上田勝彦氏は、「このパッケージは売れる」と太鼓判を押した。
 ライさんの著書「ウギャルになった、わたし。」は時事通信出版局より発売中で、価格は940円(税別)。カラー写真が多用された色鮮やかな体裁で、ウギャルの真相や水産加工品の開発、水産業の厳しさなど、ライさんがウギャルとして体験し、感じたことがふんだんに盛り込まれている

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