魚離れの進む若者が「魚や海の食」に興味を持ち、積極的に魚を食べる機会を提供する活動「ウギャルプロジェクト」が今年3月に立ち上がった。「ウギャル」とは、魚(ウオ)の「ウ」、海の「ウ」にギャルを加えた造語。昨年、流行語大賞にノミネートされたギャルが農業をする「ノギャル」の漁業版だ。
 ファッションショーや雑誌で活躍しているモデルのLie(ライ)さんが、プロジェクトの中心「ウギャル」を務めている。Lieさんは嫌いな魚がないという、無類の魚好きだ。現在はモデル活動の傍ら、神楽坂にある魚料理店「魚串さくらさく」で魚料理の修行に励み、「ウギャル」に磨きをかけている。
 「ウギャルプロジェクト」を推進するプロモーション会社「ツインプラネット」では現在、ギャルやギャルママが子供と一緒に漁業を体験できる「ウギャル漁業ツアー」や居酒屋、コンビニとコラボしたウギャル関連商品を企画している。
 Lieさんは「若い人は10年後、20年後の健康を考え、魚を食べて欲しい」と目を輝かせながら話す。近日中に「ウギャルプロジェクト」をサポートするモデル2人が合流し、「ウギャル」は3人となる。パワーアップした「ウギャル」は、若者に対する魚食推進をさらに加速していく。

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