映画『嫌われ松子の一生』(06年)や『告白』(10年)など、独創的な世界観をスクリーンで表現してきた中島哲也監督の最新作『渇き。』。謎の失踪を遂げた娘を狂気に満ちた形相で追い続ける父親。次第に明らかになる娘の裏の顔……。人間の持つ愚かさや残酷さを中島監督ならではのエンターテインメント作品に仕上げた快作だ。
そんな本作で役所広司演じる藤島の娘・加奈子に抜擢されたのが、劇場公開映画初出演となる小松菜奈だ。“厳しい現場”と言われている中島組に挑んだ18歳の新鋭女優の素顔に迫った。
──中島組での撮影はいかがでしたか?
小松菜奈:中島監督は怖いと聞いていたので、現場では怒られるんだろうなって思っていたんです。でもそれには負けたくないという気持ちは強かったです。また登場人物のキャラクターがとても個性的なので、加奈子の存在感が消されてしまうのも嫌だなって思っていました。撮影は緊張するし、大変だろうと想像していましたが「私が加奈子を演じるんだ」という強い気持ちを持って臨みました。実際、監督はとても優しかったですけどね(笑)。
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