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男闘呼組、29年ぶり再始動ライブで男泣き「忘れたことはなかった」 ファン6500人が熱狂

29年ぶりに再結成した4人組バンド・男闘呼組が15日、東京・有明ガーデンシアターで再結成後初のライブ『男闘呼組 1988 第一章』を開催した。

【写真】再結成後初のライブ『男闘呼組 1988 第一章』の模様

 男闘呼組は、成田昭次(リードギター、54)、高橋和也(ベース、53)、岡本健一(サイドギター、53)、前田耕陽(リーダー/キーボード、54)からなる4人組で、1988年に「DAYBREAK」でデビュー。同年の『日本レコード大賞』最優秀新人賞を受賞し、『NHK紅白歌合戦』には1988・89年と2年連続で出場した。「DAYBREAK」「秋」「TIME ZONE」(すべてオリコン週間シングルランキング1位)などのヒットを飛ばし、4thアルバム『I’m Waiting 4 You』からはセルフプロデュース曲に移行。1993年6月末に活動休止した。

 4人は2019年夏、26年ぶりに集まり、音楽スタジオに入って久しぶりにセッション。気持ちも高ぶり、活動を休止から30年、デビュー35年の節目となる2023年8月までの期間限定で再活動することを決意。7月に放送された『音楽の日』に出演し、ツイッターのトレンド1位になるほどの反響だった。

 「ルート・17」から幕開けしたライブ。高橋の「29年ぶりに帰ってきたぜ!We are 男闘呼組!俺たちと一緒にぶっ飛ぶかい!」の言葉に会場は揺れていた。MCで高橋は「おい、みんな、帰ってきたぜ!会いたかったぜ!」と絶叫。途中でかんでしまうと、岡本が汗拭き&給水してフォローすると会場に笑いが起きていた。そして高橋は「マジもう最高。ホントに奇跡が起きたよ。男闘呼組、29年ぶりに再始動です。29年分の思いを込めて、バリバリ楽しませるよ!」と約束した。

 前田は「まさかまた4人で、こうやってステージに立てると思ってなかった。きょうは、感無量です」としみじみ。「個性がバラバラな4人が、よくまた集まってくれたなという感じです。この4人が1つになると、またパワーアップしたものをお届けできるじゃいないかなと思います。きょうは、4人の姿を感じて最後まで楽しんで行ってください!」と呼びかけた。

 ライブは代表曲「TIME ZONE」、「DAYBREAK」なども披露。最後の「パズル」まで一気に駆け抜けた。29年ぶりということもあり、高橋は「24歳が53歳になりました」と苦笑い。そして「今、俺たちはイケオジって呼ばれてるんだぜ?来年の8月まで突っ走っていくから、着いてきてくれよな!」とファンに語りかけていた。

 岡本は「最高です。今、世界では戦争が起こったり、ひどい事件がいっぱいあったり、大変な人たちが世界中にいっぱいいる中で、この空間は幸せに満ちている感じがして、皆さん、ここに来てくれてありがとうございます。ここにいるってことは元気な証拠だと思うので、長生きしましょう」とあいさつ。

 成田は「29年ぶりに男闘呼組が再始動して、その29年という間があっても、こうやってみんなが集まってくれることがうれしいですね。幸せです。最高です。また4人で集まって演奏できて感謝します。ありがとうございました」と男泣き。前田は「期間限定で活動する話になっています。来年の8月まで、なるべく多くのライブを打てるようにしますので、また会いにきてくれればと思います」と約束していた。

 ライブは、約6500人が集結。男闘呼組の再始動を目撃し、泣き出すファンもいた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/858a2a3416ef79f657a71a8ef8f988bdf21fe3d6

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