2014年3月27日(木)から上演される劇団☆新感線の春興行
いのうえ歌舞伎「蒼の乱」の製作発表が行われ、
天海祐希さん、松山ケンイチさんらが登壇されました。
劇団☆新感線「蒼の乱」は、
前回の公演「ZIPANG PUNK~五右衛門ロックIII」から約1年半ぶりの本公演。
新たな切り口から描かれる平将門をめぐる”国づくり”の物語です。
主演の天海祐希さんは、阿修羅城の瞳(2003年)、
薔薇とサムライ(2010年)に続いて3度目の新感線への出演。
松山ケンイチさんは初めての参加となります。
この2人が夫婦役ということで話題になっている本作の
製作発表の様子を動画でご覧ください!
新感線の作品で言えば、
「朧の森に棲む鬼」、「蛮幽鬼」、「シレンとラギ」など、
これまで様々な形での国づくりの物語が描かれてきました。
今回はどんな壮大な舞台に出会えるのか、
今から春が楽しみですね。
詳しくは 「蒼の乱」公式サイトをご覧ください。
http://www.aonoran.com/
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都では中央政権の政のもとに朝廷では貴族たちが贅沢三昧に暮らし、
地方の民たちには税が重く課され貧しい暮らしを強いられていた。
不満のたまる地方の民たちは小さな叛乱を起こしては貴族によって封じられていた。
あるとき、左大臣の屋敷で国の行く末を占っていた渡来衆の一団が、
国家大乱の卦を出したことを口実に武士たちに襲われた。
窮地に追い込まれた彼らの長である蒼真(そうま・天海祐希)と
蒼真の親友、桔梗(ききょう・高田聖子)は、坂東から京に出てきていた
将門小次郎(まさかどこじろう・松山ケンイチ)に救われる。
蒼真と小次郎の運命の出会いである。
二人はその運命に導かれ夫婦となり、小次郎の故郷・坂東の地を目指し都を後にする・・・。
そこに都を騒がす大盗賊、帳の夜叉丸(とばりのやしゃまる・早乙女太一)が現れ、
蒼真達を海賊・伊予純友(いよのすみとも・粟根まこと)のもとへ連れていく。
純友は、実は蒼真たちにとっては渡来の仲間。
彼は小次郎に、国をひっくり返してともに新しい政府を立てようと誘うのだった。
その様子を伺っていたかのように、純友の元に現れたのは朝廷に使える弾正淑人(だんじょうよしと・梶原善)。
何を企んでいるのか、単身、宿敵の海賊の頭領・純友に会いに来たのだった。
一方、坂東に戻った小次郎と蒼真は、彼の叔父と国司、
その妻・邦香(くにか・森奈みはる)らの蛮行に坂東の民は苦しめられ続けていたことを目の当たりにし、
小次郎の”生涯の友”である相棒・黒馬鬼(くろまき・橋本じゅん)と一緒に彼らを一気に蹴散らす。
そこに再び夜叉丸が現れて今度は小次郎を蝦夷の大王・常世王(とこよおう・平幹二朗)に会わせたいという。
常世王の隠れ住む山奥で、王は小次郎に「この東国に小次郎が望む世界を作ってほしい」と語る。
その話に共感した小次郎は純友と常世王と共に反乱軍を組織し長となり
“将門新皇”として朝廷と戦うが、ある出来事をきっかけに行方をくらましてしまう。
そこで妻である蒼真が小次郎の意思を継ぐ者として”将門御前”と名乗り、
反乱軍を率いていくことになるが・・・。
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劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎「蒼の乱」
【作】中島かずき
【演出】いのうえひでのり
【出演】
天海祐希 松山ケンイチ 早乙女太一
梶原善 森奈みはる 粟根まこと 高田聖子 橋本じゅん
平幹二朗 他
2014年3月27日(木)~4月26日(土)/東京:東急シアターオーブ
2014年5月8日(木)~27日(火)/大阪:梅田芸術劇場メインホール
詳しくは 「蒼の乱」公式サイトをご覧ください。
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