この作品は、福島県喜多方市の本県でも有力な造り酒屋である「ほまれ酒造株式会社」敷地内の日本庭園「雲嶺庵(うんれいあん)」を紹介するものです。
 ほまれ酒造株式会社は、大正7年「加納酒造株式会社」として創業、その後社名変更などを経て、昭和24年に現名称となり、「会津ほまれ」のブランドで、地元はもとより広く知られている名門の酒蔵です。ちなみに、「ほまれ」というブランド名は、「地元の”ほまれ”となれ」という願いを込めて付けられたといわれています。近年では、「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」日本酒部門で「播州産山田錦仕込 純米大吟醸酒」が最優秀賞を受賞、また、伊勢志摩サミットでお土産品に選ばれるなど国内外で高く評価され、文字どおり本県の”ほまれ”となっている日本酒メーカーです。
「雲嶺庵」は、ほまれ酒造(株)の敷地内に昭和25年頃に造園された池泉回遊式の日本庭園で、この呼称は、庭の背景に、雲の間から見える磐梯山山頂が望めることから、文学博士綿貫哲雄氏により命名されたということです。1300坪といわれる広大な原生林をそのまま利用して造られ、ケヤキ、マツ、モミジ、サクラなど多種多様な樹木が見事な景観を呈しており、四季をとおして自然の優美な景色を愉しむことができるよう管理されています。また、「雲嶺庵」には直売所が併設され、この日本庭園を眺めながらの日本酒の試飲は人気の的となっているようです。
 この影像は、管理者の許可を得て、令和2年6月22日午前11時から同12時30分の間に撮影した素材を使用して編集しております。公開についても承認をいただいております。
 なお、小生のチャンネル紹介映像「福島の自然風景などを紹介するチャンネル」がありますので、こちらもどうぞご覧下さい。:https://youtu.be/oBVW1dTBCHA

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