阿波踊り 【瀬戸内阿波おどり合同連】徳島市阿波おどり (THE AWA ODORI TOKUSHIMA CITY) - 2025.8.14 レッドブル新町橋東おどり広場, 徳島, 日本

阿波踊り 【瀬戸内阿波おどり合同連】徳島市阿波おどり (THE AWA ODORI TOKUSHIMA CITY) – 2025.8.14 レッドブル新町橋東おどり広場, 徳島, 日本

Awaodori dance 【Setouchi Awaodori Jointren – Sanuki Iroharen, Bizen Awaodori Ujouren and Shimanami Tenpuuren】Tokushima City Awaodori, Shinmachi Bridge East Dance Square – August 14, 2025, Tokushima, Japan
◎English description at the end.

#さぬき以呂波連 #備前阿波おどり烏城連 #しまなみ天風連

このチャンネルでは「阿波おどり」の踊りとその音楽を紹介しています。

諸説ありますが、阿波おどりは400年以上に亘り継承されている伝統芸能で、ストリート、広場、舞台等で披露されます。踊り子たちは「連」と呼ばれるダンスチームに所属し、各連は工夫を凝らした個性的な演出や衣装で観客を楽しませます。

踊りのパートは「男踊り」「女踊り」「子供踊り」が一般的です。

男踊りは「浴衣」や「法被」を着て腰を低く落として力強く踊ります。団扇や提灯等の小道具も良く使われます。男踊りというパート名ですが、実は女性も大勢踊っています。

女踊りは「編み笠」を被り、浴衣をはおり、下半身には「すそよけ (蹴出し)」を巻いて浴衣をまくり上げます。動きにくい「下駄」を履きながらも、笑顔を絶やさず優美な所作や集団美で観客を魅了します。

子供踊りは小学6年生以下の子で構成する連が一般的で、中学生になると男踊りや女踊りに転向します。他には奴凧を操る「やっこ踊り」もあります。

阿波おどりは「鳴り物」と呼ばれる伴奏者達が奏でる生の音楽に支えられています。主な楽器構成は、指揮者の役割を果たす「鉦」、「大太鼓」「締太鼓」「篠笛」「三味線」等です。演奏が良くないと踊りも見栄えがしませんので、鳴り物は大変重要な役割を果たしています。

用語

すそよけ(おこし)
着物を着用する際の和装下着の一つです。裾よけは、江戸時代に着物の裾が傷むのを防ぐために作られ、女性たちがわざと蹴り出すようにして歩いていたことから、「蹴出し(けだし)」とも呼ばれています。

高張提灯
連の名前が記された提灯。大きな棗(なつめ)の形をしており、2本の腕木がある長竿に取り付けて掲げられます。連の先頭に位置し目立つ為、混雑時に連員が迷わず会場を移動したり、観客が贔屓の連を探す際にも役立ちます。提灯本体は和紙、竹ひご、針金で作られており、「高張」とも呼ばれます。

奴凧
やっこが両袖を左右に突っ張った姿に作った凧の一種


銅または銅合金製の平たい円盤状の打楽器。丁字形の撞木(しもく)や桴(ばち)で打ちます。楽器だけでなく踊り自体もコントロールする阿波おどりの指揮者役を努めます。

大太鼓
「ドーンドーン」というお腹の底に響く低音で、踊りの躍動感や激しさを盛り立てます。

締め太鼓
「カッカッ」という甲高い音を出す小ぶりな太鼓です。足の付け根の下あたりで叩くことができるように、首から吊り下げられるよう固定されています。リズミカルに演奏し、踊り子や観客の心を弾ませます。

鼓(つづみ)
伝統的な打楽器で、左手で持って右の鎖骨に押し当てる様に構え右手で打つのが基本です。「ポンポン」という潤い満ちた音で、合いの手を入れたりお囃子にメリハリをつけます。鼓には張り扇で叩く大鼓と、手で叩く小鼓があり、それぞれ音色が異なります

篠笛
日本の伝統的な横笛で澄んだ音がします。「ぞめき」の主旋律を奏でます。情緒的に吹いたり、ノリ良く吹いたりして雰囲気を盛り立てます。

三味線
やや丸みを帯びた方形の胴に棹(さお)をつけ、その先端に海老尾(えびお)を設けたもの。三弦で、ふつう撥(ばち)で奏します。はやしたてる様な「ぞめき感」を演出します。

ぞめき
「ぞめき」とは騒がしく浮かれ騒ぐという意味で、派手で賑やかな踊りにつけられた名称です。具体的には二拍子の軽快で陽気さを特徴とする踊りで、今日の阿波踊りというのは、基本的にこの踊りを継承するものです。

This channel introduces the traditional Japanese dance and music of ‘Awa Odori,’ a tradition that has been passed down for over 400 years and is performed in streets, squares, and stages. Dancers belong to teams called ‘ren,’ each of which entertains the audience with unique performances and costumes. The dance comprises various parts, including the ‘men’s dance,’ ‘women’s dance,’ and ‘children’s dance.’

In the men’s dance, participants wear ‘yukata’ or ‘happi’ and perform powerful movements with lowered hips. Props such as fans and lanterns are commonly used. Despite its name, women also take part in this segment.

The women’s dance involves wearing an ‘ami-gasa’ woven hat, a yukata, and tying a ‘susoyoke’ around the lower body to lift the yukata. Despite wearing cumbersome ‘geta’ sandals, they mesmerize the audience with graceful movements and group beauty while maintaining a smile.

Children’s dance teams typically consist of children up to sixth grade, with older students transitioning to the men’s or women’s dance. Additionally, there is the ‘yakko dance,’ where performers manipulate humanoid kites.

Awa Odori is accompanied by live music played by musicians known as ‘narimono.’ The main instruments include the ‘kane,’ which acts as a conductor, along with the ‘oodaiko,’ ‘shime-daiko,’ ‘shinobue,’ and ‘shamisen.’ As the quality of the performance greatly affects the visual appeal of the dance, music plays a crucial role.

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