【鳥取県】宝木の菖蒲綱

【鳥取県】宝木の菖蒲綱

[音楽] [拍手] 江戸時代の終わりに始まったと言われるユニークな風習 [音楽] ्ल相撲で子供たちが楽しく競い合う姿は今の時代が失いかけている大切な何かを思い出させてくれます [音楽] おかげすら夏の月かげにけなされがるくれくる町くれる町 [音楽] 鳥取市た課長義毎年 6 月初旬の日曜日は静かな街並が完成に湧く特別な 1日です。 邪キを払い子供たちのこやかな成長を願う ਔの仏ナ そもそもは旧暦の単語のセックに行われていた伝統行事だから主役は男の子たち [音楽] ここは江戸の昔古町と新町 [音楽] 2つの地区に別れていました。 小仏はいわばその対抗です。 ここの葬義の場合は純粋な子供たちが主体 となってやってるから文化的価値はあると いうことで指定になったようです。これを しないとなんか 夏が来ないというかなんか寂しい限りです のでね、これからも続けていきたいと思っ ております。 参加は7歳から14 歳までの少年のみけれど 少子家の波はここにも いいとか言うだろうけどどうせ 保存会の悩みは深そうです。 女子は大人的には女子参加してもいいんじゃない? いやあ、どうなんだろう。ま、僕たちの時だったらありえないていう感じですね。 うん。ま、人数よけたくさんいたんでね。 もう同級生だけでも8人ぐらいたんで。 うん。はい。 前はもう本当に 男の子だけで 本番を一後に控えたミーティング。 まず古町と新町の中で大将決めてください。 はい。 君や。 君やめちゃ美しい。 いいだ。 今年古町と新町人数がちょっと古町の多いかな。 86でやるとか。 はい。 はい。 いいたらまた大丈夫。ちょ、ちょ、ちょ、ちょ、待って、待って。僕入ってい。 余裕余裕。ガチ余裕すぎる。 女の子はどう?入れる? いらん。 入れません。普通に入れ。 普通にいらん。 入れなくていいです。引きは引きは 女の子は入れんな。入れ。 いや、入れた方がいい。 え、入れないんだよね。 どっちだや? リッくのして楽やん。リ 前。 まず引する女の子は。 つ引。綱引は入れるか。あ、津 入れて入れるということでいい皆さんだけしろよ。 新町少年団の大象になった和田介さん中学 [音楽] 3 年ですが地域の子供が減っていることもあって参加が決まりました。 [音楽] ちょっと働いてよ。 あ、僕あのしっかり ちゃんと言うと聞いてい 絶対ならんでよ。 迷子はならん。まあな、友情時半から 今年は女子もつ引きに 子供が死体となる行事だけに 彼らの意見が尊重されます。大人たちは言いたいことがあっても口を出さない決まり。そんな姿勢が地域のくもりを支えているようです。 [音楽] 奥義の旧石の日にある行事っていう感じで 、ま、小さい子供との繋がりをなんとか 色々つげて、ま、普段、ま、ブラックと いうかね、宝義の中でもあってもこういと か元気とか言えるような雰囲気になってる んでね、今。でも保存会長の初田広正さん には強い思いがあります。 小録 仙台のその村上明夫さんっていう会長がおられて彼とはまあま従でもあるし一緒にま、盛り上げてっていうか、ま、これをま、子供のね、将来の子供に残していこうっていう感じで野郎やって、ま、やってたんですけど、ま、残念なことに、まあ 3 年ほど前に亡くなっちゃったんで、で、まあ、なんとか彼のあれ 引き継ごうっていうことで、ま、わ田君と 2人でなんとかやろうやということで 仙内の会長さんはまあ、ま、僕らのそのお兄ちゃん的な存在で、ま、今の初田さんが僕の [音楽] 1つ目のお兄ちゃんだったらその 1 番長男みたいな、ま、その人がこう行くぞみたいな感じで俺がこうついていくみたいな感じだったからその人がおらんくなって、ま、 2 人であたふしてるみたいな感じだったんだけどでもまあ止まっちゃいけんというのもあ って、ま、奥の人に怒られるなではないですけど、それもあって、まあ [音楽] 2人がなんとか、ま、やろうやみたいな。 やっぱりね、こういう行事っていうのが、 まあ、他にはないし、ま、僕たちも とにかく楽しくやってたん、楽しく楽しい 思いでしかなかったんで、この思い、思い を、ま、今の子供にね、もうやらしたいし 、ま、とにかくこの行事を残すことですね 、なくしてはならないという思いで、え、 やっていくだけですかね。はい。 春には高校受験が控えている蒼さん。新町の大将を任されても勉強かにはできません。期待学校は決まってるんですか? いや、特に決まってないですけど、あの、将来あの調理師になりたいっていう記号があって、小さい頃から。 それでなんかその調理化とかそういうのがそういう科目に入りたいって思ってて結構ね、色々高校があって結構悩んでますね。 つい最近あの修学旅行で東京行ったんです けど、もう人の数が多くて結構大変でした し、ちょっと県外に行くとそういうなんか 過ごし方とかもガラと変わるんで馴染んだ こう立てる件がいいすね。将来的にもこに 残るつもり はい。へえ。お、 [音楽] 1人っこには 親を思う気持ちもあるのかも。ま、 ներは1 年生の時に大将だった男の子、中二の子当ねがこう太沢君んじゃん。すがすごいあの憧れていたというか 今年介がそのね大将こう助けをかけて旗を打つんですけどね。 そう、そうする年になったんだと思って、いや、早いなと思って。 うん。 その学校の中でのソとはまたちょっと違う。そのホ義のこの地区の中でのソっていうのがまた見れるっていうのは仏のいいところですかね。 ちょいちょいしてくれます。 うん。 小仏は 両親にとって 我が子の成長を知る道シルべです。 [音楽] 昔と違って今地元の小学校全学年で古町と新町に暮らす男の子は 10人に届きません。 どっちもっちゅうのは えっと720と0.8 そうだよな。 これからの学校教育は学校だけでは子供を育てることはできません。 地域と共同して同じ方向を向いて子供を 育てるという意味ではこの取り組みは とても有効であるという風に感じています 。 には様々な期待が寄せられているんです。 本番まで1週間 行事情に使う綱の準備が進みます。 自分たちが暮らす地区を応援する旗は 全て自分たちで待てこ待 何も ああくらあるあれ新しいので こう ちょっと待ってよでこれこれちょっと押さえて大丈 この応援機は対抗戦でも使われます。 オ、 オッケー。音 年齢も関係なしに みんなが力を合わせる物。 地域の大人たちもこの楽しさを体験してきました。 うん。 [音楽] 勝負という名前の由来通り、は勝負が編み込まれます。 [音楽] 他によも木とかヤも それぞれに願いが託されていました。 15分な。 うん。なぜがに育っちが昔の人の願いが 1番あるみたいで [音楽] 各家にも準備があります。ついたまんまでね、するって言って聞いてますね。 [音楽] [音楽] 粘り強く育つように子供のが聞いてますよ。 勝負とよぎ。それにかヤを一束にまとめ。 [音楽] 全骨はないです。本当に安いか。 [音楽] 玄関のき先へ 家のジャキを吸い取って次の日になって子供たちがそれを取っていくっていう感じですね。 [音楽] ジャキを吸い取った束を子供たちが集めて 回り、家から災わいを遠ざけるんです。 [音楽] 夜はもちろん勝負。昔ながらの敷きたりが 生きていました。 取るよ。 はい。せーの。 スマホが高すぎる。 いよいよ物な前日。 子供たちは公民館に泊まり込みます。いらっしゃい。 ワクワク。なんかゲーム持って充電満タにして持っていてます。多分みんなでなゲームしたりとかお菓子食べたりテレビ見たりとかそれも楽しみで。うん。 [笑い] 今日やるよな。 これは小学校の高学年以上に許されているお楽しみ。 [音楽] 夜更かししたって 誰からも怒られません。も変らなんちゃう? [音楽] 変らん。 危ねえ。リクリクも でも日付が変わるとすぐ出番。 あの き先の勝負の回収です。 古町も新町も それぞれざ100 件は回らなければなりません。 取れよ。取れよ。 お前さ、 落ちた。 よし、落ちた。どうする?半分ぐらいになったらいな。いや、いや、え、でもこ [音楽] あ、もうここぐらいもある。ない、ない、ない、ない。こっちかない。 [音楽] え、いいよ。 オケ。 屋根ないもんな。 ほらチート。 ナイス。これ来た。ナイス。オ、 [音楽] 待って。ここなんだけど。 あ、これ誰か持ってる?誰か持ってる? あれは本当になんか本当にあれ。 集めを終えるのにおよそ 2 時間。普段ならとっくに夢の中ですが、この夜ばかりは特別でした。あ、 30年。 え、 [音楽] 翌朝を思うとやっぱりみんな興奮しちゃうんです。 [音楽] 小仏なの朝 主役の少年たちは 7時過ぎから動き始めました。 真中に集めて回った勝負などの束が 砂に編み込まれます。以上となんかす。 あ、これ手前 細い綱を寄ってく仕上げるのは大人たち。 これ長いな。 その縄の先端に 束をしっかりと編み込むのが古町の習いです。 一方の新町は 勝負をつ全体にせ 勝負よ 豆ができると豆が 豆ができるほど 辺たりには 爽やかな勝負の香りが溢れますの あに勝負せの せのこの前送り出さなきゃいけな。 まあでもちょっとずつね、覚えていかんと。 もうちょっとこっちか。 何十年かかってこれたのに 動画になりましょうに ね。 朝からボケこやすだけじゃないか。 これは多分 砂が寄り上がったのは朝 8時ないよう。 ありがとうございました。 待ってよ。 開けんなよ。町に [拍手] 古町、新町の少年団はそれぞれに引き、自分たちの地域全ての家を回ります。 こちらは古町の少年団。 ちょっと待って。 はい。はい、 ありがとうございます。 手渡されたのは ご義です。 え、えっと、小仏な 書いてあるか。 はい、 読めるか? はい、読みますよ。 え、 そして せーの エ、エ、 エ 砂を玄関先に叩きつけるのは奮闘に振る。 [音楽] ウ町県人の運に町今年も勝ちました。 5月の空に恋 高く上がってバンバン歳剤れフレ待ちフレフレ待ち ありがとうございました。 ありがとうございました。 ありがとうございました。 はい。 待って。の原次 クラス町ちへの応援家です。 こうして家から家への [音楽] エトエトレフレフルチフレフレフルち はいもっと元気待ち そうです ご苦労様です ごいます 古町には 客余りの家があり しっかり休憩も取らなきゃね。 頑張れよ。 ジュースまだせーの [音楽] [拍手] ありがとう。 ガチヌガチヌガチぬ。 [音楽] 原型がまったに [音楽] 君の通りが 新町の少年団も頑張ってます。 もうちょっとしたら参加する。 あ、はい。砂引き せーの ト えと 新町は新町の応援家 青空高も月きストラ お空も月きて見られる飛ぶところ中央参にし立天 [音楽] [音楽] だを涙すぎて [音楽] の競技団ふし よし次のとこや。 はい。 家えを回り切ると文字通りの対抗戦が始まります。 集まってない。 奥義の仏のハイライト。 古町と新町のが結び合わされ、白線を引いた町の境目で綱引きです。 どちらか先に2勝した方が勝ち。 めっちゃ緊張します。大将は毎年あの、ま、やらないですけど、ま、 もう、ま、結構緊張します。 どうなるかも結果も楽しみです。尻 ぽの方ちゃんこっち 真後ろった。 女の子たちも加わっています。 横、横行ける。いきます。 みんなで引き引きたらこっちに振るんだろね。 こっち側だ。あっちに振ったらダメだ。 はい。 始めますよ。 始まってまって。熱中症な。 よい。 [音楽] いいぞ。引っ張ってるぞ。頑張れ。 [拍手] もう1 回頑張れ。頑張れ。頑張れ。頑張れ頑張れ。頑 [拍手] 頑張れ。もうオ。 [拍手] 1 本目は人数で勝ま勝さる新町に軍配。 2 本目です。 よいし終わりじゃね終イった [拍手] [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] [拍手] え、そう。え、あの、新町の圧勝で終わりましたんで、 [拍手] 次はあのスモー場に行って 続いては場所を変えて相撲対決。 昔は日本海を望む砂浜が会場でしたが、今は地域の広場に土俵が作られます。 綱引きの綱がそのまま土俵になるんです。 え、3 回戦目になったら最初になるってことです。 年下同士から始まる勝ち抜き戦いった。ナイス。 [拍手] [音楽] [拍手] 地域に生きる人々にとって [音楽] 少年たちの元気な姿は きっと大きな希望です。 オッケー。い、どった?今までいうこと?オ、 [音楽] [拍手] 勝っても負けてもみんな笑顔。頑張れ。頑張れ。 [音楽] も頑張って。 オッケー。残った。 [拍手] リナイス頑張れ。 [拍手] めちゃくちゃ真剣頑張れ。いい感じ。 [拍手] [拍手] 相撲を制したのは古町でした。 だから今年の仏は一生一ぱの引き分け。 [拍手] それではこれで以上勝負え本日終了いたします。ありがとうございました。 一緒いっぱい。また来年頑張って。 [音楽] 150 年近く続いたこの行事を絶すわけにはいかないんで、え、やめることは簡単なんですけど、次ことはとても難しいことなんで、なんとかこれをみんなの力を借りて、え、残していきたいと考えてますんで、来年もこのような、え、行事を盛り上げて行たいと思います。 [音楽] [音楽] [音楽] 少年団の最後の勤務めはご衆議の集計でした。 [音楽] 昔からあの地域のして、 ま、結構残っていってるんで、ま、これからもあの小さいことでも、 ま、引き入で行ってもらいたいと思うみ ご義から仏にかかった費用を差し引いた分が子供たちのお小遣い。はい。 第 山分けってことですね。 えっと、こい、 せーの。 どこか教習を誘う伝統行事がずっと いつまでも 受け継がれていきますよう も好き全と [拍手] [音楽]

「エイトー、エイトー」
のどかな町並みに元気な子どもたちの声が聞こえてきます。
鳥取市気高町の宝木で続く、菖蒲綱の民俗行事です。

もとは旧暦の5月5日、端午の節句に行われており、現在は毎年6月初旬に行われるこの行事、参加するのは7歳から14歳までの少年たち。子どもたちの自主的な活動として150年以上続いています。

行事は、菖蒲・ヨモギ・カヤを束ねて作った綱を古町と新町に分かれて担ぎ、応援歌を歌いながら地区の家々の邪気を払ってまわります。午後には綱引きと相撲で対抗戦が行われるというもの。
いつもは近所で仲の良い子どもたちもこの時ばかりは対抗意識を燃やします。見守る大人たちも大興奮!

勝っても負けても、みんなの笑顔は絶えません。
子ども同士で話し合う姿、それを温かく見守る地域の大人たち。健やかな成長を願うその姿がここにずっと続いているのです。

■番組名:そこにあるもの。〜繋ぐ。送る。⽣きる。⽂化といのち〜
■ナレーション: ⼾⽥菜穂

特別協⼒:⼀般財団法⼈冠婚葬祭⽂化振興財団

BS朝⽇HP:https://www.bs-asahi.co.jp/sokoniarumono/

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