【九州:長崎(島原半島】山の寺邑居から小浜温泉街まで島原半島を約半周
国道251号は、長崎県長崎市から島原半島を経由し、島原市・雲仙市・南島原市などを通って、島原湾沿いに走る国道です。島原半島をぐるりと回るようなルートをとっていて、半島地域の主要な幹線道路として機能しています。
概要
起点:長崎県長崎市(国道34号交点)
終点:長崎県島原市(国道57号交点)
延長:およそ123km
通過市町村: 諫早市 – 島原市 – 雲仙市 – 南島原市
島原半島での特徴
島原湾沿いのシーサイドライン
諫早市から小浜温泉(雲仙市)へかけては、海沿いを走る景色の良い区間で、夕陽や橘湾の眺望が楽しめます。
ドライブコースとして人気があります。
温泉地とのアクセス
小浜温泉・雲仙温泉・島原温泉など、観光地や温泉地へのアクセス道路になっています。
火山・災害との関わり
1990年の雲仙普賢岳噴火災害の際には、土石流や火砕流で道路が寸断されました。復旧・改良工事が行われ、現在は安全性が高められています。
一部には「土石流被災遺構」が保存されていて、防災教育の場にもなっています。
フェリーとの連携
島原市から熊本市方面へは、国道251号を通って島原港に至り、そこから熊本港へフェリーで渡るルートが一般的です。
道路規格
島原半島内では片側1車線の対面通行が大部分で、交通量は観光シーズンに増加。
バイパスや拡幅工事が一部進められています。