自転車で日本全国旅しています。47都道府県1741市区町村走破目指して、土日祝日を利用して走っている社会人チャリダーです。

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今日は東北縦断3日目、八戸から青森までサイクリングです。八戸からは県道45号線を北上しておいらせ町に入ります。入ってすぐのところで、直進すると国道338号に行って恐山に向かう交差点がありますがここを左折します。今回は十和田観光電鉄を一目見てみたかったので、下田跨線橋の交差点を右折し、青森県道8号に入り三沢市に入る手前のところで左折し、青森県道10号線を西へ進みます。しばらくすると十和田観光電鉄が並走してきます。電車の本数が少ないのか、列車の姿を見ることはできませんでしたが、十和田市中心部に向かって鉄路が伸びています。またこの辺りの六戸町は日本一のにんにくの産地のようで、大きな看板を目にすることができます。

十和田市中心部は碁盤の目のような街が印象的です。またこの市は十和田湖や奥入瀬渓流など自然豊かな観光地がたくさんあります。ここから進路を北に変えさらに国道4号線を進むと、七戸十和田駅とぶつかります。この駅は、近くに道の駅と温泉と美術館があり、コンパクトシティを実現している場所です。さらには競走馬の像があり、かつて60年代に日本ダービーで優勝した馬が、ここ七戸から出たようです。天気が良ければ駅周辺を観光したかったのですが、大雨でそれどころでなく泣く泣く通過しました。ここから少し上り坂で東北町の丘を越えると、南部地方の最西端野辺地町です。この町は帆立の養殖でも有名な場所です。また電車好きな方であれば、JR大湊線との乗換駅で知っている人もいるかもしれません。

ここからは、陸奥湾沿いを国道4号線と共に西に進みます。晴れていれば恐山の雄姿を見ることができたでしょう。しばらく進むと陸奥湾が見えなくなります。この辺りが夏泊半島で半島の先端からは、津軽半島と下北半島を望むことができるでしょう。ちょうど半島が切れて再び海が見えるようになったころ、浅虫温泉に到着です。ここでは無料の足湯があり、今回はこの大雨で冷えた体を足湯で癒すことにしました。普段だと走っている途中に足湯に入ると疲れがどっと出てしまうのですが、既に体の冷えと長距離ラン3日目で疲れが出ていたので、迷わず入ることにしました。浅虫温泉がある辺りからついに青森市です。

青森市街地へは国道4号線をひたすら真っすぐ走ってください。青い森鉄道を越えた辺りから青森の市街地が広がってきます。青森は本州最果ての地と言うだけあって、結構街が栄えているのと、国道の終点があったり、港町らしく海際に大きな施設が集結していたりと、繁栄の歴史を感じることができます。市役所と県庁の辺りで国道4号線が終点を迎えます。旅人の大好きな終点です笑

青森の大好きなポイントは、この市役所の辺りを南東端として、青森駅を北西端とするこの四角形の部分。特に新町通から青森駅に向かう道路はアーケードがあって、かつて青函の拠点として栄華を誇ったことを肌身で感じる素敵な場所です。また駅のすぐ近くにはねぶたの家という展示場があって、青森の短く熱い夏を体験することができます。青森駅の八甲田丸はかつての青函連絡船の時代を感じることができ、リアルタイムで連絡船を知らない人たちにもぜひ訪れてほしい場所です。津軽海峡冬景色の歌詞に思いを馳せることもできるでしょう。青森駅にはいつまでも反映してほしいものです。

新幹線は線形の都合上、新青森駅を拠点としていますが、周囲は繁華街という感じではなく、市街地からも結構離れています。お土産屋さんや飲食店は駅ビル内に充実していますが、ぜひ青森駅周辺の市街地を楽しんでください。
青森県大好き。
走行距離118.8km、獲得標高669m、走行平均時速23.9km/h
#自転車#旅#青森

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