BRT大船渡線:碁石海岸口駅→大船渡丸森駅(大船渡市末崎町) 2025年5月9日撮影

BRT大船渡線:碁石海岸口駅→大船渡丸森駅(大船渡市末崎町) 2025年5月9日撮影

大船渡市末崎町は復興の進展に伴い風景が大きく変わりました。復興の進展に伴う風景の記録として、BRT大船渡線の乗車時、定期的に車窓からの風景を撮影してきました。

ここで掲載しているのはこのような考えで撮影した動画を編集したものです。いずれも、BRT大船渡線の碁石海岸口駅と下船渡駅の間の区間であり、時間の経過とともに風景が変わっていく様子がお分かりいただけると思います。

■小細浦
津波の被害を受けた地区の1つ。山裾には防災集団移転による戸建住宅が映っています。プレハブの建物は、復興に従事する人々ための宿泊所(飯場)です。

■細浦湾
細浦湾も津波で大きな被害を受けました。時間の経過につれて漁業の冷蔵施設(青い大きな建物)などが建ち並ぶようになります。

■BRT細浦駅
一ノ関駅と盛駅(大船渡市)を結ぶJR大船渡線のうち、津波の大きな被害を受けた気仙沼駅と盛駅間は鉄路ではなく、BRT(Bus Rapid Transit)での復興が行われることとなりました。
動画には待合室、トイレが備え付けられたBRTの細浦駅(バス停)が映っています。BRTの細浦駅(バス停)を出発したすぐ後には、JRの細浦駅のプラットフォームの一部が映っています。

■細浦湾
細浦湾の周囲(動画の手前部分)は津波による被害を受けました。震災後、このエリアでは細浦復興朝市が開かれてきました。その後、このエリアは公園として整備されることになり、2019年4月28日、「シーサイドパーク細浦」のオープニングセレモニーが開かれています。
2019年12月は、細浦湾の防潮堤として「起伏式フラップゲート水門」の工事が始められました。「起伏式フラップゲート水門」とは津波の波力によって起き上がり、堤内への浸水を防ぐもので、海底への設置は国内初となっています。

■神坂
細浦湾の奥に見える神坂も、津波の被害を受けた地区の1つ。山裾には、時間の経過につれて防災集団移転による戸建住宅が建ち並んでいく様子がわかります。

■大船渡湾口防波堤
大船渡湾口防波堤は津波により破壊されましたが、再建が行われ既に新たな大船渡湾口防波堤が完成しています。

□大船渡市末崎町の他の動画
大船渡市末崎町の光景の変化

□ニュータウン・スケッチ
https://newtown-sketch.com

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