伊勢擬革紙  第Ⅱ編

伊勢擬革紙  第Ⅱ編

芝居遺跡隠し第 2編動物にも自然環境にも優しい遺跡隠し 始まり始 [音楽] 太郎ちゃんとめ衣ちゃんが三重県に引っ越してきたばかりのちゃんを案内しています 250年くらい前の江戸時代には2ヶ月を かけたおさんへの大旅行 毎年30人に1人くらいがお勢さんに来て いて3人はびっくり この地方で加工されたわ義格師で作られた 紙のタバコ入れがお土産として大人気だっ たと知ってこれまたびっくり ところが100年くらい前の昭和の初め頃 になると義覚のお店はほとんどなくなって しまいました 残念だと思った3人 遺跡隠しをはめとする地域の宝物を探す ことにしました ダンちゃんこれ見て当たりのおじさんに 借りたえ来る人帰る人街道は人でいっぱい だよ そう言うと太郎ちゃんはダんちゃんに 伊勢三宮名所図を見せました あの人もこっちの人も腰にタバコ入れを 下げてるでしょ なんでタバコエレがこんなに人気だったのかな えっとどうだったんだろう 私が読んだ本にはこう書いてあったんだけどタバコは江戸時代に入る少し前 16 世紀の終わり頃に日本に伝わったんだって最初は薬だったそうよ それがだんだんと楽しむものになったみたい へえタバコって 400年以上も前から日本にあったんだね それを入れるものがタバコ入れ皮が 1 番丈夫なんだけど布紙木などでも作っていたそうよ 日本中でいろんな人が川と同じくらい丈夫なものを作ろうとしてたんだ エレキテルで有名な平が原内先生もタバコ入れを作ろうと挑戦したみたい うまくいかなかったらしいけどね へえあのひが現内先生 え誰?エレ来てるって何 江戸時代の発明家よ才能がある人でオランダから持ち込まれた静電機を起こす機会エレキテルを直して仕組みを調べた人なのよ それと平が原内先生は土曜の牛の日にウナぎを食べるといいと広めた人だって学校の先生から聞いたよ 土曜の牛のウナぎは知ってるそんな有名な発明家もタバコ入れに興味を持ってたんだね そんなタバコ入れは紙を加工したものです 江戸時代の日本では紙をどのように使って いたのでしょう 神は字を書くものとして大事にされてきて ね 日本ではそれだけじゃなくて布や紐のようにも使われてきたんだワしはいつも僕たちが使っているノートの紙とは作り方がちょっと違うんだって 中国から伝わった髪の作り方を改良して日本で流し好きという新しい神作りが開発されたそうよそれがワし わしは縦にも横にも強いんだって め衣ちゃんは博物館の先生から聞いた話をんちゃんに説明しました手で救くわしの技術が世界から評価されては 2014 年にユネスコの世界無系文解散に登録されたんだって わしは世界無型文化遺産なんだね この縦にも横にも強い特徴を生かして紙の タバコ入れを作ったんだね 足の3大原料は 三股टि秘の枝まずその枝を仮取って 大きなカに入れてグツグツ煮るのその後 柔らかくなった枝の皮を向いてね白くして ほぐしてから噛きをして作るのよ構造三股 の枝は毎年たくさん生えてくるんだって それなら木がなくなってしまうことはないねそれにちょっと雨に濡れたくらいなら乾けば元の形に戻るらしいよ その上使わなくなったわしはもう一度水に溶かしてくまたワしにすることができるって聞いたわ そうそうこうして何度も何度も使った後は土に埋めるんだ わしは植物で作られているから美生物が分解してくれて土に戻っていくんだってわしってすごいね色々なことを見抜いて格士でタバコイルを作った人たちは偉い この地方の人たちは江戸時代からわしの ことをよく知っていたの聞いた話だと万力 という道具を使ってわしを縮めてシワを つけたり型の模様を移してデコボコをつけ たりするとなんと皮そっくりになるんだっ て軽くて強そうよねなるほどおしゃれだね この地方では現在の名和町家屋の山中堀木 宙次郎さんが1684 年に紙に油を塗って模様をつけたものを 作ったと伝えられているそうその後の人 たちが工夫を重ねていいものができるよう になったんだって 今の松坂市稲町にお店を出していた壺屋の 池部西兵さんがタバコ入れに加工したら大 ヒット1780年代にはおさんのお土産と して広く知られるようになったんだって センスのいいタバコ入れと言ったら伊勢の 国のタバコ入れと江戸でも代表評判だった そうよ ちゃんとめ衣ちゃんの故郷今の松坂市名和町玉町伊勢あたりにあった三宮街道のお店で売られるようになったんだね そうお瀬さんにお参りに行く街道を三宮海道と言うのよよく知ってるね 先生がこの道は三宮街道と言われているんだよって言ってたんだ わしの話はここに来る前から全国各地で 聞いたよ やっぱり ワシは日本が作ったものだし全国各地でたくさん作られるようになっていったからねが気軽に使えるようになって絵の入った読み物もワを使って出版されるようになったみたい 旅の友は観光みたいなものだった全国各地の名所人の楽しみがどんどん増えたんだね 楽しみだけじゃなくてね1000年以上も 前にわしに炭で書いたものやわしで作られ たものが今も残っているって僕には驚きだ よ ところでんちゃんマスキングテープって知ってる えっと色を塗る時に色が壁などにつかないように保護するテープだよね雑貨屋さんで可愛い柄のマスキングテープもよく見るよ わしで作られているものが多いんだって へえそうなんだ わしは宇宙飛行士の靴下にも使われていたことがあるのよしは今も進化しているんだね大発見わしでできた覚士も進化しなくちゃ紙を使うことで動物守れそうだよね そうよねだんちゃん動物の皮を使わないというのは動物に優しってことよね SDGsにもなるわ 動物の川ではなく紙を使うことはこれから きっと世界の注目を集めるねそうだね野生 の動物や数が少ない生き物を守ることに 多くの国の人たちが賛成しているんだもの そう考えると義格士は色々と使えるよねこの地方で生まれた遺跡を多くの人に伝えたいね 理を使って動物にも自然環境にも優しい生活を提案するこれからの暮らし方をみんなで考える きっかけにしたいよね 私もこの地方で工夫を重ねてきた人たちを見習いたいみんなのアイディアで新しい使い方ができるといいな 3 人はできた覚士についてそれぞれ思いを巡らせました 皆さんはどう思いましたか 音 ナレーターゆかり 太郎役木村孝り子 弾薬

この紙芝居は、参宮ブランド擬革紙の会が、公益財団法人岡田文化財団2024年度助成「三重県南勢地域の地場産業学習資料作成提供特別事業」で作成したもので、明和町内での郷土学習の促進を目的として参宮ブランド擬革紙の会の了解を得て公開しました。

Write A Comment

Exit mobile version