【横尾城:縄張解説!】かたや横堀竪堀で徹底防衛、かたや造りかけ【富山県朝日町】
今回は富山県旭日町の旅行を紹介します 旅行は標高 241mの山に気づかれていますが実際の 軍は西川麓本からは見えない位置にあり ます 伝承は特にありません これが夜城の蒸化角図です上域はかなり 広い山です 検討脇に案内版がありますが内容は古い です [音楽] まずは紙横公民館の横の道を入っていき ます公民館に駐車してはいけません すると獣の柵があります この扉を開けて入っていきましょう開け たら閉めてくださいね この日も多くの登山者に出会いました おそらく南部富士への登山客なのでしょう [音楽] この分岐では右へ登ります 左へ行けばすぐに上百山砦出にたどり着き ます砦出については別の動画で紹介します 登山道をしばらく登るとまずはこの縦彫り と切り岸にたどり着きます この切りかなり強力な車段線です 縦彫りです [音楽] そして馬料さんの展望所に着きました 素晴らしい眺めです西側の富山平屋を見る なら最高の場所ですがここには明確な移行 はありません さらに東に進んでみましょう [音楽] ピークがありますがここも自然地形で車輪 にはなっていません [音楽] どうも西側麓本を支配監視する役目を持つ 城ではなさそうです ピークを過ぎると地が現れます [音楽] 横城の車です [音楽] 骨両側に縦堀りを設けて敵兵の斜面への 回り込みを防いでいます [音楽] 立派な縦りです [音楽] この車から下ると横りで隔立てられドばで つげた車へ入りますここが横城の種です [音楽] 横りです [音楽] 案内版があります 先ほどの車より低い位置にありますが防御 の構えから明らかに上位の車であることが 分かるのでこちらが主角と言えるのです まず横城の見所の1つにこの主角のやグ台 があります貼り出しており横りやどばしに 横屋をかけています [音楽] そして主角の南側は土類を設け直線の横で しっかり守られています 主角類です [音楽] 横りです [音楽] 横にはどばがあり南側の車につがってい ますおそらくは馬出しの役割を持つ車なの でしょう 横りです [音楽] ここがどばし部分です [音楽] どばしを進み南側の車へ入ります [音楽] 南頭側の横も見事な作りです横りはここで 折れを持たせています [音楽] 直線的な横りです [音楽] 切りが急でそう簡単には登れません [音楽] 僕が先ほどのどばしです [音楽] そしてこちらが横りの折れの部分です 主角の北側へ行きましょう北を守るやグ台 が設けられています [音楽] さらに北方面を監視するや台があります や台前に横りを持たせ外マ型小口の要素を 持つと言われます [音楽] そしてこれも見所の1つ大な縦りがあり ますやグ台直下で俺を持たせずっと下まで 続いており長さは100mはあるでしょう か [音楽] 富山県内でこれだけ長い縦堀りはこことの 孫山でぐらいでしょうか他ではなかなか 見ることができません [音楽] で問題は主角の東側です主角そのものも 自然地形を残して甘いのですが東側の防御 は西側南側に比べてあまりしっかり作られ ていないのです むしろ作りかけの要想です [音楽] ここに横りがあるものの場所も深さも中途 半端な状態です 西と南の防雨施設は完成していると言える のに上手は東側を一体どうしたかったの でしょうか謎です [音楽] さあさらに南側へ進むと両側に縦堀りを 設けて通路を設定しその先で土類と 掘り切りを設けてお遮断しています 縦彫りです [音楽] この掘り切り殿入り峠と言って東の笹川 集落から登ってきた道の峠に当たります ただ昔は峠道は堀りの内側にあったよう です [音楽] 掘り切りの内側で土類を設けています [音楽] 横城は西側の帳房は悪く南側の防御が しっかりしているところを見ればやはり この峠道の監視の役割が強い白跡だったと 言えそうです [音楽] 東の麓元の笹川集落を挟んで宮崎城と愛退 する位置でもあり宮崎城と密接な関係が あったのかもしれません しかし未完成部分が多いことから使われた のも短期間で終わったと思われます [音楽]
横尾城 富山県朝日町横尾
伝承は特に無い。主郭は折れを持たせて横矢を掛ける横堀で守られ、馬出し曲輪の存在など縄張りの工夫が多く見て取れる。
ただ、削平がやや甘く、城の東側の防衛が甘く普請途中の様相である。
縄張りの形態から、南側の殿入峠の監視を意識したと思われる。
現在はハイキングコースとなっており、多くの登山者が訪れる。ただ、城の中で遊歩道以外は結構薮。
詳細↓
https://toyamacastle.net/asahi/yokoo01.html
(動画撮影2024年11月)
※動画中で使用している縄張図は、作成者の了解を得て使用しています。
(『越中中世城郭図面集2 佐伯哲也 著:桂書房発行)
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