隆起珊瑚礁の崖上集落/海界 宮古列島 宮古島 来間島(沖縄県)

隆起珊瑚礁の崖上集落/海界 宮古列島 宮古島 来間島(沖縄県)

Island villages spread out on the cliffs of raised coral reefs / Walk around the island village, Miyako islands, Miyako Island, Kurima Island (Okinawa Prefecture)

宮古島
沖縄本島の南西290kmにある宮古諸島の中心島で、隆起サンゴの石灰岩からなる。気候は亜熱帯海洋性気候。最高標高がナカオ嶺の113m、山や川もなく平坦な地形から、中心部は「ひらら」(平良)と呼ばれるようになったともいう。サトウキビやマンゴー、葉タバコ栽培を中心とする農業と肉用牛の飼育を行う一方で、沖縄でも1、2を争う海の美しさを誇り、ダイビングやカヤック、釣りなどのマリンアクティビティーを楽しむ人々や、のんびりとリゾートステイする観光客で賑わう。また全日本トライアスロン宮古島大会、社会人野球のキャンプをはじめとする合宿の誘致などスポーツを通した島の振興を図る「スポーツアイランド」としても全国的に知られている。平成20年より「エコアイランド宮古島」を宜言し、環境保全、地域資源の循環など持続可能な島づくりに取り組んでいる。平成17年10月に平良市、下地町、城辺町、上野村、伊良部町が合併し、宮古島市として新たなスタート切った。池間島、来間島、伊良部島とは架橋により結ばれている。
城辺地区は、宮古島の東部に位置する。太平洋と東シナ海に面し5,000人以上が住む亜熱帯の海洋性気候に包まれた純農村地域だ。年平均気温が23°Cと温暖で、年間降水量は平均2,000mm程度。地形はほぼ平坦で、透水性が高い琉球石灰岩からなっており、雨水のほとんどが地下に浸透するため、河川の発達はない。農業生産はサトウキビのほか、肉用牛、葉タバコなどがある。国の名勝に指定されている東平安名崎や、島の生活用水の確保のために整備された世界初の大規模な地下ダムなど、宮古島の自然や暮らしを体験することができる。

来間島
宮古島の南西約1.6kmにある島。地元では「ふいまずま」という。東側は約40mの断崖絶壁で、南に向かってゆるく傾斜し、サトウキビ、果、葉タバコ栽培を中心とした農業や肉牛飼育が営まれている。旧記によれば海岸端に小集落が開けていたが、津波のため洗い流されて無人島になったところへ、宮古島から渡って来た兄妹が夫婦となり、子孫が繁栄したといわれている。渡りタカ・サシバの飛来地としても知られている。平成7年3月13日に宮古島との間に全長1,690mの橋が完成し、観光客が増えている。同23~28年度、県が内の消費電力をすべて再生可能エネルギーで賄うことを目指す「来間島RE100%自活実証事業」を実施するなど「エコアイランド宮古島」の象徴として注目を集めている。

集落町並みWalker
http://www.shurakumachinami.natsu.gs/hyoshi/index.htm

9 Comments

  1. The water caves are facinating but the water doesn't look drinkable & some of those concrete houses could use a coat of white paint!

    The bridge looks good!

  2. てっこんきんコンクリートの家も多くの台風に曝された影響か結構傷んでますな😢本島も似た様なもんだけど!😨空撮もカッケー😳

  3. 南洋の島に「厳しいコメント」ばかりの私ですが(笑)、今回のはとてもいいですね!
    洞窟や階段、街並みや海の青さ、人々の声。生きている島だとおもいました。宮古島やそこから橋で直結していることで、生活ができる雰囲気で、しかも空が青く海が青く緑が深く。とても素敵なところでした。ありがとうございます!

  4. 海も陸も美しいですね。海の中に四角い筏が沈んでいるけど、何を養殖しているのでしょう…。葉タバコ乾燥蔵は教会かと思いました。

  5. 流石先生健脚ですね オイラもあの階段下って登りましたが もうその後は歩きたくなかったです・・

  6. やっぱり南西諸島の島々、海や風景は何処も綺麗で魅力的ですね。橋が出来たことで島民の暮らしが良くなっていることはいいと思います。コンクリート製の家が何故か不思議となじんでるんですよね。これからも同じ島でも色々な季節に訪ねられて下さい。いつも楽しみに拝見しています。

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