亀山稲荷神社(2025年5月1日)亀山藩京屋敷跡、祭神「白瀧大明神,花月大明神」

亀山稲荷神社(2025年5月1日)亀山藩京屋敷跡、祭神「白瀧大明神,花月大明神」

江戸前期にこの付近にあった芸州広島藩の京屋敷が、その後変遷して丹波亀山藩(現在の亀岡市)の屋敷となり、明治初期になって民有地となったが、この亀山藩京都松原邸の鎮守神として祀られていたのが亀山稲荷で、そのご祭神が白瀧大明神。花月大明神は明治の神仏分離令により合祀された親鸞聖人親鸞ゆかりの大泉寺花月亭の鎮守であった。当社は穴稲荷といい、祠の下に穴蔵があり、神の使いの狐が穴から出入りし財宝を蓄えるという。ゆえにその霊験は蓄財成就その他商売繁盛・良縁成就・諸厄除災・家庭円満にあらかたと伝える。明治以降は中野之町の管理のもとに正月祭や初午祭、火焚祭などが行われ、地域の信仰を集めている。

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