14日午後3時8分頃、愛知県小牧市の航空自衛隊小牧基地を離陸した練習機「T4」1機が同県犬山市の入鹿(いるか)池付近でレーダーから消え、墜落した。空自によると、搭乗していた隊員2人が行方不明となり、同池付近で機体の一部とみられる残骸が見つかった。自衛隊や県警が2人の捜索を続けている。空自は事故調査委員会を設置して調査を始めた。県警によると、周囲への被害は確認されていないという。発表によると、事故機は空自 新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県新富町)の第5航空団に所属。同日午後3時6分、同基地に向かうため離陸し、約2分後にレーダーから消えた。製造から30年以上が経過しているという。中谷防衛相は東京・市ヶ谷の防衛省で臨時記者会見を開き、「捜索救難活動に全力を挙げる」と語った。愛知県によると、入鹿池は全国最大規模の農業用ため池で釣りの人気スポットとして知られる。観光施設「博物館明治村」が隣接している=大阪本社写真部 渡辺恭晃 (読売ヘリから)、中部支社写真グループ 大金史典撮影 2025年5月14日公開 ※音声はありません
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