半田銀山シンポジウム②ダイジェスト1分版

半田銀山シンポジウム②ダイジェスト1分版

令和6年11月10日、半田銀山シンポジウムが盛大に開かれ、県内外から訪れた多くの来場者が半田銀山の歴史ロマンに触れました。

シンポジウムは、半田醸芳小学校児童による力強い半田銀山祇園ばやしや、やまがた愛の武将隊による演武とトークがオープニングを飾り、開会式の後、こども歴史案内人から半田銀山の紹介がありました。

基調講演として、五代友厚が半田銀山の操業にあたり、稲作への影響を防ぐために沈殿池を造ったり、地元の農民と諦約書を交わし、公害防止協定の先駆けとなったことなど、故・八木孝昌氏の研究内容について五代友厚顕彰会の羽原さん、上村さんが紹介しました。

脚本家・大森美香さんの講演では、自らが手掛け、五代が登場する2つの作品、NHK連続テレビ小説「あさが来た」、大河ドラマ「青天を衝け」における五代の魅力や舞台裏などについて話しました。

アニメ「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインを手掛けた漫画家・安彦良和さんは、声優の佐々木るんさんが聞き手となり、自身の曾祖父である兵太郎さんが半田銀山で絵図面師として働いていたことなど、半田銀山とのゆかりについて話しました。今後の作品構想なども明かし、来場者を驚かせました。

シンポジウムに合わせて、半田銀山企画展や、純銀箔蒔絵体験・甲冑なりきり体験のブース、半田銀山そば工房をはじめとした飲食ブースも設けられ、参加者は思い思いに楽しみました。

また、シンポジウムに先立ち、桑折町歴史案内人のガイドで半田銀山史跡公園や半田銀山中鋪(なかしき)を巡るスタディツアーも行われ、多くの参加者が半田銀山の歴史の奥深さを肌で感じました。

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