熊野本宮大社は、平安時代初期(9世紀)に大斎原に社殿が建てられたと伝えられています。
熊野三山と呼ばれる熊野三社の一つで古代から多くの人々がこの霊地を訪れました。
この地は、伊勢神宮と並ぶ日本の重要な信仰の中心地であり、全国からの巡礼者で賑わいました。
新年の初めに、熊野本宮大社を訪れました。鳥居前から158段の階段を登り、神殿に向かいます。中央は神様が通る道。私たちは、右側を歩いていきます。
神門から先の撮影は禁止されているため、ここまでです。
次に、大斎原に向かいます。遠くに大鳥居が見えてきます。
熊野川の中洲に上四社、中四社、下四社を始め拝殿や様々な社殿が立ち並んでいたが、1889年(明治22年)8月に発生した十津川大水害により、上四社以外の建物は全て流されてしまった。
明治以後、山林の伐採が急激に行われたことにより山林の保水力が失われ、大規模な洪水が引き起こされたもようである。
残された上四社は現在地に移転したが、中四社、下四社と様々な摂末社の再建は行われなかった。旧社地の中洲は大斎原(おおゆのはら)と呼ばれ、中四社、下四社と摂末社の祭神を祀る2基の石祠(せきし)が建立された。
杉並木の参道を進むと、かつて神殿が鎮座していた場所が開けてきます。
ここから先は撮影禁止ですが、この場所はパワースポットとして知られています。皆さん、神秘的な力を感じ取っていただけたでしょうか?
春には桜が美しく咲き誇り、さらに素晴らしい景色を楽しむことができます。
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