【街道】語り継がれる、これが正真正銘の「蛙化現象」?山の根の道をさんぽ。#8【散歩】
大阪府交野市をぶらりと散歩。
寝屋川から津田へ延びる道、「山の根の道」を散策します。
前回の続きで、「磐船村役場跡」から北東方向に歩きます。
左は田畑が広がります。
ここは昔「大量権」という地名でした。
開拓した田園を墾田といいますが、「墾」が「権」になまったとされ、大規模(大量)な墾(権)田だったと推測されています。
そういう意味では、昔の墾田が残っていると考えると感慨深いものですね。
四差路があります。
ここを直進方向に進みます。
正面は最近開拓された住宅地です。
ずいぶん様変わりしました。
左の角に大きな灯篭があります。
そのすぐ左に大きな石があります。
これは「蛙石」と呼ばれています。
大和国の郡山城築城のために働きに出た夫が、いつまでも戻らず、毎日ここで待っていた妻が石になったと伝えられています。
ここに三角形の石がありますが、これは「牛引き石」と呼ばれています。
石に綱を入れる穴が開いています。
農閑期に、牛を訓練するために使われたそうです。
灯篭が4基並んでいます。
ここは「森燈篭の辻」と呼ばれていて、灯篭は「二月堂石燈篭」と呼ばれます。
雲林寺前にも、二月堂にまつわる灯篭がありましたね。
ちなみに、交野みらい小前にも二月堂の伏拝があります。
この細道は古民家や石垣があり、歴史深さを覚えます。
ここに特徴的な門があります。
大門酒造のものです。
酒蔵ダイニング「無垢根」の玄関でもあります。
道の分岐があり、右手には3体の石仏が安置されています。
「水分地蔵」と呼ばれています。
山手からの水路が、この交差点で分岐していることが名前の由来です。
実際に観察してみると、溝があり水路が分かれていることが確認できます。
少しでもありのままの交野を感じていただくために、あえて編集は施していません。
本当に散歩をしている気持ちで見ていただけると幸いです。
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#交野 #街道 #交野市
1 Comment
お疲れ様です。
さんポイントが立て続けにあるコースですね。
その中で、最強の伝説が残る蛙石。
その蛙石、以前から思っていたことがあるんですが、なんとなくですが、蛙石を正面(どっちが正面なのか?)から見ると、膝をついて四つん這いになって、長い髪を前にたらしてうつ向いている女性に見えます。ちょうど、サムネの写真がそんな感じですね。
ひょっとしたら、実際に石になった女性なのでしょうか?
まあ、源氏の滝の夜泣き石のように、単なる伝説でしょうが、ついそのように想像してしまいます。
また、ついこの間、あの周辺を歩いてまして、水分け地蔵のところで、どこから分離してるんやろ?と、探してもわからなかったんですが、さんぽさんの動画で、むっちゃわかりやすいところにあるやんけと、見つけられなかった自分に笑いが込み上げました(笑)
続きが楽しみです😆