感激を求めて 里坊の中でも最高の格式である『滋賀院門跡』 11月29日 滋賀県大津市
2024年11月29日(金)の撮影です。滋賀院門跡は、もともと京都の北白川にあった法勝寺を、江戸時代初期に現在地に移し、のち後水尾上皇から滋賀院の号を賜わったそうです。江戸時代末まで天台座主となった皇族代々の居所であったため高い格式を誇り、滋賀院門跡と呼ばれています。
約2万㎡という広大な境内は、内仏殿・宸殿・書院・庫裏(くり)・土蔵などが立ち並んでいます。書院には、江戸時代初めの狩野派の障壁画がたくさん見られ、豪華な雰囲気に溢れています。また、名庭として知られる庭園は、宸殿の縁側から鑑賞することができます。春には枝垂れ桜が庭園を引き立てます。紅白のさるすべりもみごとです。
なお、慈眼堂は滋賀院門跡を創建した慈眼大師すなわち天海大僧正の廟です。
【所在地など】滋賀県大津市坂本4-6-1 TEL077-578-0130
営業時間9:00~16:30 定休日 無休
料金 大人 500円
【公共交通機関】京阪電鉄/石山坂本線 「坂本比叡山口」 下車 徒歩約5分
JR湖西線 「比叡山坂本」 下車 徒歩約 20分
【車】湖西道路下阪本ICから約10分
【駐車場】普通車20台(無料)
【観光情報】滋賀院門跡 – びわ湖大津トラベルガイド
https://otsu.or.jp/thingstodo/spot164
【麒麟紀行】ここにも麒麟がいた!
「滋賀院門跡」と「慈眼堂」
庭園ガイド 国指定名勝 滋賀院門跡
https://garden-guide.jp/spot.php?i=shigainmonzeki
(2024.12.03. 文)