【音声ガイド】萩神社 ~上杉謙信が奉納した石鳥居~【らひた】

【音声ガイド】萩神社 ~上杉謙信が奉納した石鳥居~【らひた】

萩神社 御由緒
たたらの里 金沢の総鎮守
皆野町金沢2647
人皇第十二代景行天皇の第二皇子である日本武尊が宝登山を経て当地を訪れた際、秋の長雨で身馴川が増水し渡ることができずに難儀していたところ淵の中から一頭の黒牛が現れ、尊を背負い対岸までお導きしたことから「出牛(じゅうし)」の地名が生まれたと伝えられる。
尊は当地一帯に萩の花が美しく咲き乱れている様子を愛で「あなうまし萩よ萩」と仰せられ素戔鳴尊をお祀りしてより、久しく「萩ノ宮」と呼ばれるようになった。
口碑によれば、建久二年(1192年) 鎌倉幕府の有力御家人であった畠山重忠公が当社を篤く崇敬され、社殿や社領を寄進したと伝えられるほか、境内に残る石鳥居は上杉謙信公が松山城攻略の折に奉納したものと伝えられ、大正五年に出版された『北武蔵名跡志』にも「出牛村萩宮石鳥居永禄十丁卯(1567年) 九月」とあり、現在は皆野町の文化財に指定されている。
当地は中山道から秩父へ至る交通の要所であり、江戸時代までは宿場町としても栄えた。
明治五年(1872年)に旧金沢村の村社に列し
明治四十年(1907年)には近郷五社を合祀して旧社地から現在の社地である天沢へ遷座を果たし現在に至っている。
毎年、 例大祭の付祭りとして行われる五月五日の「つつじ祭」では埼玉県の有形民俗文化財に指定される「出牛人形浄瑠璃」の特別上演などが賑やかに開催されている。
◇御祭神
すさのおのみこと
素盞鳴尊

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