【🏡散策物語】ユネスコ世界遺産 五箇山・菅沼合掌造り集落を散策 2024 秋 ~富山県南砺市~ "World Heritage Site Suganuma Gassho Village"

【🏡散策物語】ユネスコ世界遺産 五箇山・菅沼合掌造り集落を散策 2024 秋 ~富山県南砺市~ ”World Heritage Site Suganuma Gassho Village”

※菅沼合掌造り集落(菅沼合掌造り集落)
山あいを流れる庄川のわずかな河岸段丘にある菅沼集落には、現在9戸の合掌造り家屋が残っています。日本有数の豪雪地帯という厳しい自然環境に耐える住まいとして、また、養蚕や塩硝作りという生活の糧となる仕事の場として、頑強な構造で支えた空間を合理的に生かした独自の合掌造り家屋が発達したのです。

※行徳寺(ぎょうとくじ)
緑あふれる山里の中に穏やかにたたずむ風格ある行徳寺は、浄土真宗のお寺で、蓮如上人の高弟、赤尾道宗(どうしゅう)が室町時代末期に開いたといわれています。
茅葺きの山門は、約300年前の建築とみられ、堂々とした風格を備えています。本堂と茅葺き屋根の楼門、合掌造りの庫裏、道宗遺徳館を併設しており、道宗遺徳館には蓮如や道宗にまつわる寺宝を所蔵展示しています。
趣の感じられる茅葺の山門と庫裏は南砺市の有形文化財に指定されており、その風格は一見の価値あり。

※道善寺の丸池(どうぜんじのまるいけ)
丸池から湧き出る冷たくておいしい水。約500年前、浄土真宗・赤尾道宗が仏の給仕に使う水が欲しいと念じていると、熊野権現が枕もとに立って、「ここに穴を掘りなさい」と告げたといいます。その場所を掘ると清水がコンコンと湧き出たそうです。丸池は、道善寺の本堂右手の裏側にあり、「極楽の花びらを吹き出す池」ともいわれています。
そしてその水は、今もなお湧き出し続けています。お告げによって湧き出た冷たくておいしい水を、一度味わってみてはいかがでしょう。

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