【食事動画】 日高式で極上！福岡県産天然真鯛のアクアパッツァを作ってみた｜簡単なのに絶品！贅沢な休日ランチ 福岡県東峰村の名産、小石原焼泉種吉窯のとびかんなを使用
いつもご視聴ありがとうございます。本日は、日本の魚料理の中でも格別に風味が豊かで上品な真鯛を使った「日高式アクアパッツァ」のレシピを紹介します。真鯛は、縁起の良い魚としてお祝いの席や特別な日の料理に多く用いられ、その鮮やかな色合いと上質な旨味で日本人の食卓に深く根付いています。今回の動画では、そんな真鯛の魅力を最大限に引き出すアクアパッツァの調理方法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧いただき、お試しいただければ幸いです。
真鯛とは
真鯛は、体長が最大で120cmほどにもなる大型の魚で、その品の良い味わいと美しい姿から「魚の王様」とも称されます。日本国内では、太平洋側から日本海、さらには台湾や東シナ海の沿岸にかけて生息し、日本各地で古くから親しまれてきた魚です。日本の伝統行事や神事でも「祝い魚」として登場することが多く、恵比寿様が大きな真鯛を抱えた姿は、日本人にとって縁起が良いシンボルとされています。そのため、真鯛は赤飯や祝い鯛とともに、結婚式やお正月などの祝いの席に欠かせません。また、鯛の骨が縄文時代の遺跡からも出土しており、古代から日本の食文化において特別な位置づけがされてきたことが伺えます。
恵比寿様と真鯛の象徴
恵比寿様は、七福神の中で唯一の日本由来の神様であり、豊漁や商売繁盛をもたらす福の神とされています。恵比寿様が釣り竿を持ち、左手に大きな鯛を抱えている姿は、豊かな海の恵みを象徴しており、真鯛が縁起の良い魚として親しまれる所以でもあります。恵比寿様が真鯛を抱えている理由には、日本の古典『論語』の「子、釣して網せず」という言葉に由来すると言われ、釣りの象徴である釣り竿を持つ姿が描かれています。真鯛は特に長寿や繁栄を象徴し、その色鮮やかな赤色がめでたいものとされています。こうした背景を知ることで、料理に込める思いが一層深まりますね。
日高式アクアパッツァについて
今回のアクアパッツァは「日高式」といわれる調理法を参考にしています。この方法の特徴は、まず真鯛にしっかりと焼き色をつけることで、魚の旨味を一層引き立てる点にあります。イタリア料理の「アクアパッツァ」とは、ナポリ地方の漁師が新鮮な魚を塩水で煮たことに始まり、白ワインやトマト、オリーブオイル、ハーブなどと一緒に煮込んだ料理です。「日高式」では、さらに日本らしい調理法を加味し、魚に焼き色をつけることで、香ばしさが加わり、味わい深い仕上がりになります。この焼き色は見た目だけでなく、煮込む過程で魚の旨味がスープに溶け込むための重要なポイントです。
真鯛の下ごしらえ
調理を始める前に、まず真鯛の下ごしらえを丁寧に行います。うろこをしっかりと取り除き、えらと内臓を取り出した後、一晩寝かせました。さらに、表面に塩をすり込むことで、真鯛に下味をつけます。真鯛のヒレも予め切り落とすことで、調理中に油が飛び散るのを防ぐことができ、焼き色も均等に付きやすくなります。
調理手順
1. 焼き色をつける
フライパンにオリーブオイルを適量入れて加熱し、真鯛を入れて片面5分ほど加熱します。しっかりと焼き色がついたら、ひっくり返して反対側も同様に焼きます。この工程によって、香ばしさが引き出され、食欲をそそる美しい焼き色が付きます。
2. 煮込み開始
両面に焼き色が付いたら、刻んだにんにくを加えて香りを立たせます。にんにくの香りが立ったら、水または薄めの白ワインを加えて、煮込みを開始します。水量は、真鯛が半分浸かる程度がベストです。この水分が真鯛の旨味を引き出し、アクアパッツァ独特のスープを作り出します。
3. 具材を加える
次に、あさりやアスパラガス、ミニトマトを加えます。あさりの貝が開くときに出るスープが、真鯛や他の具材に海の香りとコクを加え、味わいが深まります。また、トマトの酸味が全体の味を引き締め、彩りも鮮やかに仕上がります。
4. 仕上げの香草
最後に、刻んだパセリやバジルをふりかけて完成です。これらの香草が加わることで、一層華やかでフレッシュな風味が加わり、まるでイタリアの陽気な漁村を思わせるような本格的なアクアパッツァが楽しめます。
真鯛の味わいと食感
このレシピでは、焼き色をつけた真鯛が程よく煮込まれるため、外側は香ばしく、中はふっくらと柔らかい食感に仕上がります。特に、頭の周りの身や頬肉は旨味が濃く、特別な味わいがありますので、ぜひお召し上がりください。また、真鯛の皮や骨からも良い出汁が出るので、スープはご飯やパスタと一緒にいただくのもおすすめです。
小石原焼 泉種吉窯
小石原焼は、福岡県東峰村で約300年の歴史を持つ伝統的な焼き物で、日本の民藝運動の中でその名が知られるようになりました。小石原焼は、機能性と美しさを兼ね備えた日用品として多くの人々に親しまれています。中でも「とびかんな」技法は、独特の美しい模様が特徴で、多くの小石原焼の窯元で用いられています。泉種吉窯（いずみ たねきちがま）は、福岡県東峰村にある小石原焼の窯元の一つで、特に「とびかんな」技法で知られています。「とびかんな」とは、ろくろで器を回しながら、かんな（小さな彫刻刀）を使ってリズミカルに刻み模様を入れる技法です。施された模様は、羽ばたく鳥のような細かく連続した線が特徴で、器に躍動感と奥行きを与えます。この技法は熟練の職人技が必要で、器の回転とカンナの動きを巧みに合わせることで、同じパターンでありながらも一つひとつ異なる独自の模様が生まれます。泉種吉窯のとびかんなは、素朴でありながら品格があり、料理を盛りつけた際にその美しさが一層引き立つと評されています。
アクアパッツァのアレンジポイント
アクアパッツァは、真鯛以外にも鯖やスズキ、ムール貝など、旬の魚介類を使ってアレンジが可能です。また、トマトの代わりにバジルソースやオリーブの実を加えることで、少し風味を変えて楽しむことができます。さらに、パスタや米粉麺を入れて「アクアパッツァ風パスタ」に仕上げると、ボリュームたっぷりで食べ応えのある一品に。シンプルな塩味のパスタと合わせることで、スープの旨味をしっかりと味わうことができます。
アクアパッツァの楽しみ方
出来上がったアクアパッツァは、ぜひ温かいうちに召し上がってください。スープに真鯛の旨味と貝のエキス、そしてトマトやにんにくの風味が溶け込んだ一皿は、そのまま食べても十分美味しいですが、バゲットやチャバタなどのパンと一緒に楽しむのも格別です。パンをスープに浸していただくと、シンプルながら奥深い味わいが口いっぱいに広がります。また、スープにパスタやリゾットを加えて主食として楽しむのもおすすめです。具材の量や味付けを工夫することで、日常の食卓から特別な日のおもてなしまで、幅広くアレンジが可能です。
まとめ
真鯛を使ったアクアパッツァは、日本の魚料理にイタリアのエッセンスを加えた贅沢な一品です。特に「日高式」では、真鯛の旨味を最大限に引き出すための工夫がなされており、焼き色の付け方や具材の組み合わせによって、さらに豊かな味わいが楽しめるのが特徴です。真鯛の持つ風味と縁起の良さを存分に活かしたこのレシピを通じて、ご家庭でも本格的なアクアパッツァを手軽に楽しんでいただければと思います。ぜひ、真鯛の下ごしらえから、香ばしく焼き色をつける工程まで丁寧に作り上げて、特別な一皿を楽しんでください。
視聴者の皆様からのコメントや感想もお待ちしております！料理の作り方に関する質問や、アレンジ方法についてのリクエストなど、ぜひお気軽にコメント欄でお知らせください。それでは、素敵な料理時間をお楽しみください。
#食事動画
#真鯛
#アクアパッツァ
#日高式
#金運向上
#福岡県産
#DHA豊富な魚料理
#イタリア料理
#小石原焼
#泉種吉窯
#とびかんな
#android
#GoProHERO8
#DaVinciResolve
#MacBookAir
#在宅
#風の時代