赤石岳の絶景に感動!道の駅ランチと大西公園・中央構造線博物館を巡る60代夫婦旅

2026年5月2日、前回は長野県塩尻市のみどり湖花公園を歩いた。

【水芭蕉が巨大化!?】みどり湖花公園を夫婦で一周/塩尻市・1.2km湖畔散策【旅行VLOG、長野県塩尻市 みどり湖 花公園 水芭蕉】

車で伊那中部広域農道を走った。通称「中央アルプス花の道」と呼ばれる、景観のよい道である。道の駅花の里いいじまを通過し、中川村へ向かった。前回の記事はこちらである。

中川村では県道59号線を進み、小渋湖を渡った。小渋湖は、天竜川水系の小渋川に建設されたダム湖である。小渋川をさかのぼる道は予想以上に素晴らしく、やがて国道152号線に合流した。

大鹿村に入り、最初の目的地である道の駅歌舞伎の里大鹿に到着した。
道の駅歌舞伎の里大鹿
〒399-3502 長野県下伊那郡大鹿村大河原390
電話番号0265-39-2844

2018年に開駅した道の駅は、まだ新しく、とてもきれいである。バス乗り場も併設されている。大鹿村では歌舞伎が行われ、翌日にも公演が予定されているようだった。館内には歌舞伎を題材にした切り絵が展示されていた。切り絵作家・柳土情(やなぎ どじょう)氏らの作品である。

「おいでなんしょ」は、長野県南信州地域で使われる方言で、「いらっしゃい」という意味だという。ロボット型のストーブを見て、以前訪れた山荘しらさを思い出した。

山荘しらさ(高知県いの町) ⇒ リニューアルオープンしたばかりのきれいなロッジに宿泊して完全レビュー


また、2011年7月公開の映画『大鹿村騒動記』は、俳優・原田芳雄さんの遺作となった作品である。

フードコートで昼食をとることにした。弁当は800円、700円などで販売され、食事は券売機で購入する仕組みだった。テラス席へ出ると、川を見ながら食事ができる。向こうには雪をかぶった南アルプスも少し見えていた。

おばあは五平餅定食を注文した。価格は930円で、そば、五平餅2本、とり天、味噌汁、きゅうりの酢の物、デザートが付いている。五平餅は甘く、ご飯の粒感が残っていた。そばは、スーパーで売っているようなものを想像していたが、実際にはそば屋のそばのように本格的であった。とり天は揚げたてで、少し甘いソースがかかっていた。

おじいはジンギスカン定食を注文した。ご飯、香の物、酢の物、味噌汁が付き、ジンギスカンは山盛りで、かなりのボリュームである。味付けは普通の焼き肉に近い印象だった。男性向きのジンギスカン定食と、女性にも好まれそうな五平餅定食という組み合わせである。食後にはデザートもいただき、トイレのきれいさにも驚いた。

この周辺は通行止めが多く、冬季は閉鎖される道もある。赤石岳の登山口へ続く道や飯田方面へ抜ける道があるが、地蔵峠は通行止めだった。この後は分杭峠を通って伊那方面へ向かう予定である。

トイレの奥にあるテラスにも出てみた。昭和36年6月29日に起きた崩落では42名が亡くなったという。まるで氷河の川のような景色の向こうに、赤石岳が見えていた。

道の駅を出発し、大西公園へ歩いて向かった。大西公園は桜の名所で、こんもりした斜面には桜が植えられている。記念植樹の木はまだ小さかったが、赤石岳とツツジの景色が美しい。ベンチでコーヒータイムにし、雪山を眺めながらポッキーを食べた。誰もいない公園で、絶景を独占できる贅沢な時間であった。

公園には、昭和36年の災害の慰霊のためと思われる大きな観音様があった。崩落した場所の瓦礫をわざと保存した「崩壊礫保存園」もある。昭和36年の「三六(さぶろく)災害」で40名以上が亡くなったことを伝える場所である。

さらに進むと、流木で作られた大鹿のモニュメントがあった。制作スタッフの名前も記されており、流木を集めるだけでも大変な力作だと感じた。以前、北海道の道の駅で見た流木の作品も思い出した。https://niyodogawa.org/blog/outdoor/car/station/52325/

川向こうに赤石岳を望む絶景テラスにも立ち寄った。ベンチが設置されており、景色を眺めながら休憩できる場所である。

続いて、大鹿村中央構造線博物館へ向かった。
大鹿村中央構造線博物館
〒399-3502 長野県下伊那郡大鹿村大河原988
電話番号0265-39-2205

この場所は、静岡から糸魚川まで続く中央構造線の真上にある。中央構造線とは、日本列島を大きく分ける地質の境目である。館内には岩石のサンプルが展示され、木曽山脈と伊那谷、中央構造線と大鹿村の岩石標本を中心に紹介している。入館料は大人500円で、館内撮影は可能だった。

四国にも中央構造線は続いている。先日訪れた佐田岬からも、同じ構造線がずっと続いていることを知ると、地面の下にある大きな境目を実感する。佐田岬の記事はこちらである。https://niyodogawa.org/blog/outdoor/walking/shikoku-walking/90552/
館内には動く断層模型があり、中央構造線がどのような境目なのかを目で確認できた。本物の地質を見られる、興味深い博物館である。

小渋橋にも立ち寄った。小渋橋は国の登録有形文化財で、赤石岳の眺めが素晴らしいビューポイントとして知られている。レトロな窓枠が印象的な橋で、昭和32年(1957年)に建設された。下路式鉄筋コンクリート造りで、長さ106m、幅5.5mである。

近くにはウォルター・ウェストン赤石岳登山顕彰碑もある。1887年(明治20年)に来日したウェストンは、明治25年8月に赤石岳へ登山したという。顕彰碑にはカモシカのレリーフがあった。翌日は歌舞伎の公演があるため、この場所には送迎バス用と思われる広い駐車場が用意されていた。

最後に、天竜川直轄砂防発祥の碑を通った。ここを渡って大西公園へ向かい、河原を歩きながら道の駅へ戻った。道の駅を起点に大鹿村の名所を一周した形である。

道の駅まで戻った時点で、歩行時間は1時間41分、距離は3.98km、累積標高差は87mだった。赤石岳がとにかく美しく、桜の季節に訪れればさらに素晴らしい景色になるだろう。道の駅歌舞伎の里大鹿を起点に、大西公園、中央構造線博物館、小渋橋などを巡る歩き旅を、ぜひ楽しんでほしい。

詳細ブログ https://niyodogawa.org/blog/outdoor/car/station/92015/

ブログには参照ページへのリンクやGPXファイルの無料ダウンロードリンクがあります。興味を持たれたら、ぜひご覧下さい。

【動画目次】
00:00 道の駅歌舞伎の里大鹿
05:15 ランチ
08:48 テラス
10:05 大西公園
13:07 大鹿村中央構造線博物館
14:38 小渋橋
15:27 ウォルター・ウェストン赤石岳登山顕彰碑
16:15 天竜川直轄砂防発祥の碑

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1 Comment

  1. 動画をご視聴いただき、ありがとうございます。
    コメント大歓迎です。
    「ここに行ったことあります」
    「今度行ってみようと思います。こんなことをしてみたいです」
    「こんな場所もいいですよ」
    などなど・・・楽しいコメントをお待ちしています。
    全てのコメントを読ませていただいていますので、ぜひコメントして下さいね。
    批判はご遠慮下さい、小心者なので(笑)

    【動画目次】
    00:00 道の駅歌舞伎の里大鹿
    05:15 ランチ
    08:48 テラス
    10:05 大西公園
    13:07 大鹿村中央構造線博物館
    14:38 小渋橋
    15:27 ウォルター・ウェストン赤石岳登山顕彰碑
    16:15 天竜川直轄砂防発祥の碑