ネパールには、年に一度、犬にマリーゴールドの花輪をかけ、額に赤いティカをつけ、ごちそうを振る舞って感謝を伝える「ククル・ティハール」という珍しいお祭りがあります。この伝統文化を体験できる「ククル・ティハール2026」が、11月8日(日)、大阪市天王寺区の浄土宗應典院で開催されます。

当日は、実際の犬への感謝の儀式「ククル・プジャ」、子どもたちによる仮面即興劇『イヌ会議2026』、京都市立芸術大学発の「出張イヌ場」、花やアートのワークショップなどを実施。海外在住ネパール人協会日本関西支部(NRNA KANSAI)の後援・協賛を受け、日本人とネパール人が協力してつくる、子どもから大人まで参加できる体験型のお祭りです。

ククルティハールフライヤー

ククルティハールフライヤー

●犬に花輪を贈り、「ありがとう」を伝える。ネパールの伝統行事が大阪にやってくる!

犬の首にマリーゴールドの花輪をかけ、額に赤いティカをつけ、大好きなごちそうを振る舞う。ネパールでは毎年、光のお祭り「ティハール」の期間中に、犬への感謝を表す「ククル・ティハール」が行われます。家族と暮らす犬だけでなく、地域で暮らす犬にも敬意を払い、人と犬とのつながりを見つめ直す特別な一日です。

このネパールの伝統文化を日本でも楽しんでもらおうと、2026年11月8日(日)、大阪市天王寺区の浄土宗應典院で「ククル・ティハール2026 マリーゴールドと犬と光のお祭り」を開催します。後援・協賛する海外在住ネパール人協会日本関西支部(NRNA KANSAI)と協力し、應典院に一日限りの「小さなネパール村」をつくります。

会場では、本物の犬への感謝の儀式をはじめ、子どもたちが自作のお面をつけて犬になりきる即興劇、京都市立芸術大学発のアートプロジェクト「イヌ場」、花の首飾りやランゴリ(粉絵曼荼羅)作り、インド、ハワイ、ネパールの音楽や踊りなど、多彩な催しを実施します。見るだけではなく、誰もがお祭りの一員になれること。 それが、今回のククル・ティハールの大きな特徴です。

特にお勧めしたいポイント

① 本物の犬に花の首飾りを贈る「ククル・プジャ」。愛犬と一緒に参加できる特別な体験

今回のお祭りで、ぜひ見ていただきたいのが、犬に感謝を伝える伝統儀式「ククル・プジャ」です。
本国ではマリーゴールドの花輪を首にかけ、額に赤いティカをつけて、美味しいおやつを与え、犬たちに「いつもありがとう」と伝えます。
普段は家族の一員としてそばにいる犬が、この日ばかりは感謝と敬意を受け取る主役になります。花輪をまとった犬と、その姿を見つめる飼い主。言葉を交わさなくても伝わる、人と犬の温かな関係が見どころです。
愛犬を連れての参加も可能です。ただし、犬同伴での参加には「イヌ場」への事前申込みが必要です。 参加条件や注意事項については、参加予約フォームをご確認ください。公式ホームページに記載があります。「ククルティハールJAPAN」で検索ください。
犬を飼っていない方も、もちろん歓迎します。犬を愛する人も、犬と暮らしたことのない人も、一緒に命への感謝を分かち合う時間です。

② 子どもたちが犬になって人間に物申す!? 仮面即興劇『イヌ会議2026』

「もしも犬たちが集まって、人間について話し合ったら?」
そんなユニークな発想から生まれたのが、子どもたちによる仮面即興劇『イヌ会議2026』です。

犬は、昔から人間の大切な友達です。かつては狩りの仲間として、現代では家族の一員として、また警察犬や盲導犬、災害救助犬として、人間の暮らしを支えてきました。一方で、人間による虐待や飼育放棄など、犬たちが直面する問題もあります。
このワークショップでは、子どもたちが自分の手で犬のお面を作り、その犬になりきって、神様のいる「イヌ会議」に参加します。

「人間と暮らしていて、うれしいことは?」
「本当は、こんなことをしてほしくない!」
「犬たちは、人間に何を伝えたい?」

子どもたちが犬の立場から自由に想像し、自分の言葉で語り合う即興劇です。

ワークショップと演出を担当するのは、「アートはオモロイコト!」を合言葉に活動する、一般社団法人「嗚呼A-yan!! 日本をアートで盛り上げる団」の代表理事の田中やんぶさん。何かになりきって演じ、その立場や気持ちを想像することは、表現力やコミュニケーション能力を育む体験型学習にもつながります。犬の気持ちになって考えることで、命を尊重する心を育む。 遊びとアートを通して、子どもたちが人と動物の関係を見つめ直すプログラムです。

お面作りだけの参加も大歓迎。即興劇への出演を希望する場合は、お面作りとお芝居ワークショップへの参加が必要です。

【開催時間】

犬のお面作り:11:30~、12:15~の2回各30分
お芝居ワークショップ&即興劇:13:00~15:00
事前予約優先。
予約フォームはこちら。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSePfdr7Vs-Y-wCMwxZnK39jMakvTlvmsUR1NFchxyuXONMBBw/viewform

③ 犬がいるだけで、知らない人とも友達に? 京都市立芸術大学発「出張イヌ場」がやってくる!

「犬がいるだけで、知らない人同士が自然に話し始める。」そんな不思議な空間をつくる、京都市立芸術大学発のアートプロジェクト「イヌ場」が、ククル・ティハールに出張してくれます。

「イヌ場」は、2024年に京都市立芸術大学の小山田徹学長と藤田瑞穂さんらによって始められた、人と犬の共有空間をつくる試みです。犬を連れた人も、連れていない人も、子どもも大人も、同じ場所で思い思いに過ごす。そこに犬がいるだけで、初対面の人同士に会話が生まれ、年齢や立場の違いを越えた交流が始まります。

犬は、人間の都合どおりには動きません。だからこそ、人間が犬の様子を気にかけ、互いに譲り合い、自然とその場を一緒につくっていくのです。この活動が問いかけるのは、「人間だけが中心ではない、人と動物の共生のあり方」。ククル・ティハールの「犬に感謝する」という文化と、「犬を真ん中に置いて人間同士の境界をほどく」というイヌ場の発想が、大阪のお寺で出会います。

愛犬と一緒の方も、犬を飼っていない方も歓迎。犬たちと同じ空間で過ごしながら、人と犬、人と人との新しいつながりを感じてみませんか。

「イヌ場」が問いかけるもの(ほとんど0円大学、2026年3月12日)
https://hotozero.com/enjoyment/learning-report/kcua_inuba/

イヌ場
https://gallery.kcua.ac.jp/projects/2024/12872/

【開催時間】12:30~14:00
※一部事前申込み制。犬同伴での参加には事前申込みが必要です。
イヌ場犬同伴者申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdaES8kpKqlaDLWH_UeFNPiFdsMVHzYV3MA5TQ08dq6gcUpBA/viewform

④ 京都・宇治で15,000粒を種まき!マリーゴールドがつなぐ日本とネパール

ククル・ティハールに欠かせない花が、鮮やかなオレンジ色や黄色のマリーゴールドです。今回のお祭りに向けて、京都府宇治市小倉にある13代続く園芸農家「今村園芸」では、7月2日に15,000粒のマリーゴールドの種をまき、花を育てています。実行委員会も植え替えや草引きをしに行きました。祭りの主要な役割を担う花だから、人任せにせず、自分たちの手で育てたい、という思いで栽培してきました。一粒の種から芽が出て、花が咲き、その花が犬への感謝を表す花輪になるまで、あともう少しです。会場では、マリーゴールドの切り花販売のほか、花輪作りのワークショップも予定しています。

また、一般社団法人「花育・庭育SMILE LAB」代表理事の森島和美さんによる、フラワーアレンジメントを通じて自分の心の状態を知るフラワーテラピー体験も実施します。小さな子どもから大人まで、花や色に触れながら、ネパールのお祭りを自分の手でつくる体験です。

癒しと笑顔のフラワーアレンジ 11:00-14:00
●予約不要/随時開催/材料費実費1,500円

⑤ 奇跡の日曜日?日本とネパールで同じ日に開催。子どもたちが育てた花が犬への感謝の贈り物に

今年は本国ネパールでも11月8日がククル・ティハールにあたり、日本の日曜日と重なった奇跡のククルティハールであることをうけて、大阪とネパールを繋いで同時開催いたします。

ネパールでも、公立学校の小学児童たちがマリーゴールドを育て、犬と人との関係や、動物を大切にすることについて学ぶ活動が進められています。自分たちで育てた花を使って花輪を作り、犬たちに感謝を伝える。体験型教育として現地NGOとも連携しながら準備を進めています。

大阪でも、ネパールでも、子どもたちが花を育て、犬を思い、同じ日に感謝を表すことになります。
離れた国に暮らしていても、犬を大切に思う気持ちは同じです。「犬にありがとうを伝える」という一つの文化を通して、日本とネパールの子どもたちがつながる。 今回の開催には、そんな願いも込められています。

⑥ 應典院に一日限りの「小さなネパール村」が誕生!

11月8日、應典院には一日限りの小さなネパール村が生まれます。
午前11時からは、ネパールの食べ物やお菓子、雑貨、花などが並ぶマルシェがスタート。
会場内では、花飾りやランゴリなどの体験型ワークショップが開かれ、音楽や踊りも楽しめます。
午後のホールプログラムでは、ネパールの伝統的な歌や踊りをはじめ、南インド古典舞踊、フラダンス、子どもたちによる『イヌ会議2026』など、文化や世代を越えた出演者が集まります。
日本人もネパール人も、子どもも大人も、出演者も来場者も、同じお祭りを一緒につくる一日です。

ネパール料理を食べに来るだけでも、花飾りを作るだけでも、犬のことをもっと知るためでも構いません。
應典院への入場は無料。14時~のホールプログラムは参加費1000円ですが、小学6年生以下は無料です。

⑦なぜ今、日本で「ククル・ティハール」を開催するのか。主催者の想いは「違うままで手を取り合うこと」

今回のお祭りを企画したのは、ネパールで17年間暮らし、2003年に現地で歌手デビューしたSundari Mica(スンダリミカ 本名 高木美佳)です。1993年からネパール文化活動に携わり、ネパールの在住歴も17年あります。長年にわたり、歌や文化活動を通して日本とネパールをつないできました。

日本各地で開かれているネパールフェスティバルは、在日ネパール人が故郷の文化に触れ、人々が交流する大切な場所です。一方で、日本の人たちがネパール文化に初めて触れるとき、見るだけでなく、自分自身も参加し、ネパールの方々と
会話や作業を通じて交流できる形があってもいいのではないか。そんな思いから、今回の企画が生まれました。

犬は、国籍も言葉も宗教も関係なく、多くの人にとって身近な存在です。
犬に花輪を贈る。犬の気持ちになってお芝居をする。花を育てる。みんなで歌い、踊る。食べる。
そうした体験を通して、ネパールという国をもっと身近に感じてもらいたいと考えています。
私たちは人間も、動物も、宗教も、国籍も違うままで手を取り合うことができるのです。

●主催者コメント

「ネパールのお祭りを『見に行った』だけではなく、『私も一緒に参加した! 一緒につくった!』と思って帰ってもらえる一日にしたいです。

犬たちは、私たち人間にたくさんの喜びを与えてくれます。でも、犬たちが人間に何を望んでいるのか、私たちはどれくらい考えているでしょうか。子どもたちが犬の気持ちを想像し、家族で命について話すきっかけになればうれしいです。

また、花を育て、アートを楽しみ、音楽や踊りを通して交流することで、言葉や文化が違っても、一緒にお祭りをつくれることを感じてほしいと思います。

宗教も国籍も違うままで、手を取り合うことができる。このお祭りが、いつか日本のいろいろな場所で祝われる文化に育っていくことを願っています」

ククル・ティハールJAPAN実行委員会
代表 高木美佳(Sundari Mica)

⑧海外在住ネパール人協会日本関西支部(NRNA KANSAI)の後援・協賛を受け、日ネの仲間たちが協力

本イベントは、海外在住ネパール人協会日本関西支部(NRNA KANSAI)の後援・協賛を受けて開催します。ネパール人コミュニティの協力に加え、應典院、アート関係者、大学発のプロジェクト、花の生産者など、さまざまな立場の日本の人々が準備に参加しています。一つの国の文化を紹介するだけでなく、異なる文化や専門性を持つ人々が力を合わせて、新しいお祭りをつくる試みです。日本でバレンタインデーやハロウィン、クリスマスが季節のイベント行事になったように、秋にマリーゴールドの花を送りあい、無垢な命に感謝をする一日を育てていきましょう。

開催概要

イベント名
ククル・ティハール マリーゴールドと犬と光のお祭り

日時
2026年11月8日(日)11:00~17:00

会場
浄土宗應典院
大阪府大阪市天王寺区下寺町1-1-27

入場料
入場無料
ホールプログラム:1,000円(小学6年生以下無料)
※一部ワークショップは有料(材料費実費)です。

主催
ククル・ティハール マリーゴールドと犬と光のお祭り実行委員会

後援・協賛
海外在住ネパール人協会日本関西支部(NRNA KANSAI)

主なプログラム

犬への感謝の儀式「ククル・プジャ」
子どもの犬のお面作り・仮面即興劇『イヌ会議2026』
京都市立芸術大学発「出張イヌ場」
マリーゴールドの花飾り作り、ランゴリ体験
ネパールの食べ物・雑貨・花のマルシェ
日本とネパールの音楽、舞踊、ステージプログラム
※犬同伴での参加、各種ワークショップについては、事前申込みや参加条件をご確認ください。

イヌ場犬同伴者申し込みフォーム
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdaES8kpKqlaDLWH_UeFNPiFdsMVHzYV3MA5TQ08dq6gcUpBA/viewform
※一部事前申込み制。犬同伴での参加には事前申込みが必要です。

報道関係者の皆さまへ

本イベントでは、マリーゴールドの花輪をまとった犬への感謝の儀式や、手作りのお面で犬になりきる子どもたちの即興劇など、写真や映像を通して伝えられる場面を多数予定しています。

また、浄土宗の仏教寺院でヒンドゥー教由来の祝祭を開催し、ノートルダム教育修道女会の方々も運営ボランティアとして参加するなど、宗教や文化の違いを越えた協力が生まれています。

開催前の取材も歓迎いたします。

13代続く京都・宇治の園芸農家によるマリーゴールド栽培、子どもたちが犬の気持ちを考える仮面即興劇、日本とネパールで同日に祝う取り組みなど、事前にご紹介いただける話題もございます。

主催者インタビュー、関係者への取材、写真素材の提供などについてもご相談ください。

本イベントを通じて、ネパールの文化と、命への感謝を伝える新しい地域のお祭りの姿を、ぜひ多くの方にご紹介いただければ幸いです。開催前の主催者インタビュー、13代続く園芸農家のマリーゴールド栽培の取り組、仮面即興劇など、子ども向けアートワークショップの紹介などについても、ぜひご取材ください。

当日の取材をご希望の場合は、事前に下記までご連絡をお願いいたします。

◆お問合せ先

会社名:ククル・ティハールJAPAN実行委員会

担当者:高木美佳

TEL:080-3786-5498

MAIL:sundari1016@gmail.com

◆プレスリリース画像

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