海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。
今回、LIMO編集部がピックアップするのは、海外で動物保護活動の様子を伝えるYouTubeチャンネル@PawsShowに投稿された動画。
投稿には、先天性の重い四肢変形を抱え、雪の中に置き去りにされていたという子犬「バーニー」が、保護から治療、そして回復に至るまでの様子が収められています。
執筆時点で1万9048回再生、888件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。
また記事中では、犬を家族として迎える際に知っておきたい、犬の生涯費用についても解説していきます。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。
1. 【雪の中に置き去りにされていた子犬】発見当時のバーニーの様子
保護された当時のバーニー1/5

出所:@PawsShow
投稿によると、バーニーは先天性の重い四肢変形を抱え、凍えるような雪の中にたった一匹で置き去りにされていたといいます。保護された当初のバーニーは体が冷えきり、怯えた様子を見せ、思うように歩くこともできない状態だったとのことです。
動物保護団体「Humane Society」によると、バーニーのように先天性の障害を理由に置き去りにされる例は非常に稀なケースだといいます。
それでもバーニーは、同じく麻痺を抱えて保護されていた犬「キャスパー」と出会い、互いに励まし合う特別な関係を築いていきました。うまく走れずに転んでしまうこともありましたが、それでもバーニーが希望を失うことはなかったと紹介されています。
2. 【大手術を経て】力強く歩き出したバーニーの今
回復に向かうバーニーの姿2/5

出所:@PawsShow
バーニーの脚の状態は成長とともに悪化し、慢性的な痛みを伴うようになっていったといいます。そこで待っていたのが、複雑かつ長時間に及ぶ再建手術でした。
手術当日、バーニーは何かを考え込むような表情を見せていたと投稿には綴られています。この手術によって、バーニーがこれまでより楽に、そして痛みを減らして動けるようになることが期待されていました。
手術を無事に乗り越えたバーニーは、身体だけでなく心の面でも大きな一歩を踏み出したと紹介されています。長い回復期間を経て、以前より良くなった脚で自らの足で一歩を踏み出した瞬間は、これまでの道のりを物語る感動的な場面になったといいます。
投稿では「バーニーはもう、かつて雪の中に置き去りにされていた小さな犬ではない」と綴られており、その回復ぶりは多くの視聴者の心を動かしました。
コメント欄では
「彼を助けてくれたすべての人に、神のご加護がありますように。どうか天使たちが彼を守り、温かい家庭に導いてくれますように」
「保護してくださってありがとうございます。そして、特別なケアが必要なこの子を迎え入れてくれたご家族にも感謝します。とても優しく、辛抱強い方々なのだと伝わってきます」
など、バーニーの回復と、彼を支えた人々への感謝の声が寄せられていました。
――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。
3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部
今回、バーニーの物語をリサーチする中で強く印象に残ったのは、先天性の障害を理由に雪の中へ置き去りにされたという壮絶な始まりから、キャスパーという心強い友を得て、少しずつ前へ進む力を取り戻していった過程でした。動物を家族として迎えるということは、健康なときだけでなく、障害や病気を抱えたときも含めて最後まで責任を持つという約束のはずです。それを放棄してしまう人がいる一方で、バーニーのように特別なケアを必要とする命に手を差し伸べ、大掛かりな手術やその後の長いリハビリに根気強く付き合う人々がいることに、大きな救いを感じます。もし身近で足腰に障害を抱えた動物に出会うことがあれば、自己判断で抱え込まず、まずは地域の動物保護団体や動物病院に相談することが、その子の命を守る第一歩になります。バーニーは手術と長い回復期間を経て、以前よりも力強い足取りで歩けるようになりました。困難を抱えて生まれた命であっても、支え続ける人と仲間がいれば、こんなにも力強く前を向いて生きていけるのだということを、この記事を通じて一番伝えたいと思います。バーニーがこれからも穏やかで幸せな毎日を送れることを願っています。
4. 命を迎える覚悟のために。犬の生涯費用はどれくらい?
過酷な環境から救い出された犬たちの姿を見ると、命を預かることの重みを改めて感じます。実際に犬を迎える際には、平均寿命まで見据えた生涯費用を知っておくことも大切です。
2025年のデータでは、犬全体の生涯必要経費は平均「278万4190円」で、超小型犬は「300万2239円」と、体の大きさに関わらず高額になる傾向があります。
私はアナリストとして、金額は「総額」と「単位あたり」の両面で見る癖をつけてきましたが、犬の生涯費用もその視点で眺めると発見があります。ペットフード協会の令和7年(2025年)調査では、犬の生涯必要経費は平均278万4190円。大きさ別では超小型が300万2239円で最も高く、中型・大型(277万5565円)を上回っています。
(中略)
もう一つ大切なのは、費用が毎年一定ではないことです。記事も触れているとおり、初年度は用品やワクチン、高齢期は医療費と、支出には山があります。ですから総額の大きさに身構えるより、「年あたり約20万円を、毎月に均してコツコツ備える」と捉えるほうが現実的です。早めの積立や、必要に応じた保険の検討でこの山谷をならしておくと、長い時間を穏やかに過ごせるのではないでしょうか。

犬の生涯必要経費は約278万円、大きさ別では超小型犬が300万超と最高。平均寿命から算出した「一生分の費用」
フード代や医療費、トリミング代などを含め、2023年から3年連続で上昇を続けています。最後まで責任を持って迎えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。
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参考資料
著者

株式会社モニクルリサーチ
困難な状況から救い出された動物たちの『奇跡の物語』や、種を超えた『絆のエピソード』を中心に、世界中の動物ニュースをお届けしています。
単なるハプニング・衝撃映像としてではなく、ひとつの大切な命が幸せをつかむまでの過程(ビフォーアフター)や、保護活動に携わる人々の想いに焦点を当てて紹介。読んだ後に温かい気持ちになれる、希望のストーリーを厳選して発信します。(最終更新日:2026/02/20)
※海外の動物保護団体や信頼できる情報を基に執筆しています。

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