海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がInstagramで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、野良猫の保護活動に取り組む投稿アカウント@licferalfeedersの投稿。

高速道路「グランド・セントラル・パークウェイ」の中央分離帯で、後ろ足が使えない状態で発見された子猫「ベンソン」。両方の後ろ足を骨折していたベンソンは手術を受け、ようやく癒しへの一歩を踏み出したといいます。

執筆時点で875回再生、約64件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、保護猫を迎える際に知っておきたい、猫の飼育費用についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

LIMO アニマル・ストーリー部

投稿でひときわ胸を打つのは、大けがを負いながらも懸命に生きようとする子猫「ベンソン」の姿です。高速道路の中央分離帯で後ろ足が使えない状態で発見されたベンソンは、両方の後ろ足を骨折していることが判明。それでもベンソンは、信じられないほど強く、勇敢で、たくましさを保ち続けていたといいます。左大腿骨と右脛骨の骨折は手術で修復され、投稿者は「この優しい男の子が癒しへの一歩を踏み出す姿を見て、これ以上ないほど安堵している」と綴っています。今後2週間は安静と回復、そして手術部位を清潔に保つための頻繁な包帯交換が中心の日々になるといい、2週間後には再びレントゲン検査を行って回復具合を確認するそうです。問題がなければ、ピンと包帯を外せる見込みだといいます。

1. 【保護されたばかりの子猫】高速道路で発見されたベンソン

動物病院で経過を見守られるベンソン1/6

動物病院で経過を見守られるベンソン

出所:@licferalfeeders

投稿によると、子猫のベンソンは高速道路「グランド・セントラル・パークウェイ」の中央分離帯で、後ろ足が使えない状態で発見されました。動物外科病院でまもなく両方の後ろ足が骨折していることが判明したといいます。これほどの大けがを負いながらも、ベンソンは信じられないほど強く、勇敢で、たくましさを保ち続けていたと投稿者は伝えています。

2. 【手術を終えたベンソン】癒しへ向かう現在の姿

手術を終え、包帯を巻かれた足で過ごすベンソン2/6

手術を終え、包帯を巻かれた足で過ごすベンソン

出所:@licferalfeeders

ベンソンは左大腿骨と右脛骨の骨折を手術で修復し、本日、動物外科病院を退院したと投稿では紹介されています。これから2週間は安静と回復、そして手術部位を清潔かつ保護された状態に保つための頻繁な包帯交換が中心の日々になるといいます。

エリザベスカラーをつけ、少しずつ元気な様子を見せるベンソン3/6

エリザベスカラーをつけ、少しずつ元気な様子を見せるベンソン

出所:@licferalfeeders

2週間後には再びレントゲン検査を行い、順調に回復しているか確認するとのこと。問題がなければ、ピンと包帯を外すことができるといいます。投稿者は「ベンソンはすでにここまで頑張ってきた」とし、フォロワーに癒しのエールを送るよう呼びかけていました。

コメント欄では


「頑張れ、ベンソン!」
「ベンソンはとてもタフな子だね」

など、ベンソンの回復を応援する声が寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のネコちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

LIMO アニマル・ストーリー部

今回ベンソンの投稿をリサーチする中で強く印象に残ったのは、高速道路の中央分離帯という危険な場所で後ろ足を骨折した状態のまま取り残されていた小さな命が、地域の保護活動と動物外科病院の連携によって救われたという事実でした。発見が遅れていれば命に関わっていたかもしれないと思うと、日頃から野良猫の保護活動を続けている団体やボランティアの存在の大きさを改めて実感します。もし道端で怪我をした様子の猫や犬を見かけたら、自己判断で無理に動かしたり連れ帰ったりせず、まずは地域の動物愛護センターや保護団体、警察などに連絡し、専門家の指示を仰ぐことをおすすめします。骨折が疑われる場合は特に、素人判断での応急処置がかえって症状を悪化させてしまう可能性があるためです。そして何より伝えたいのは、ベンソンのように大きな怪我を負った動物でも、適切な治療とその後の丁寧なケアがあれば、着実に回復へと向かっていけるということです。この記事が、身近な動物たちの安全に目を向けるきっかけになれば嬉しく思います。

4. 保護猫を迎える前に。猫の飼育費用は月平均どのくらい?

過酷な状況から救われた動物たちの姿は、これから猫を迎えたいと考えるきっかけにもなります。ただし、迎えた後には毎月の飼育費がかかることも忘れてはいけません。

猫1匹あたりの月間支出額は「2021年の9138円」から「2025年には1万1865円」まで増加し、5年間で約29.8%上昇しています。

中でもフード関連の支出は全体の約55%を占め、主食とおやつを合わせた費用も年々値上がりしています。

私はアナリストとして、数字は「合計」より「中身の分解」で見ると発見が多いと考えてきました。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、猫1匹あたりの月間支出は1万1865円。2021年の9138円から5年で約29.8%、金額にして2727円増えています。


(中略)


一方で、猫を飼いたい理由の1位は「癒し・安らぎが欲しい」で50.5%。それでも飼えない理由の1位は「集合住宅で禁止」の31.3%、次いで「お金がかかる」の26.1%でした。つまり、立ちはだかる壁は費用だけでなく、住環境も大きいのです。迎えるか迷っているなら、月1万2000円という数字を出発点に、住まいの条件や、長く続けられる家計かどうかまで含めて眺めておくと、後悔のない判断ができるのではないでしょうか。

猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%

猫の飼育費用は4年連続で増加傾向、月1万1865円に。「飼えない理由」1位は集合住宅の禁止31.3%

無理なく長く一緒に暮らすためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

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参考資料

著者

LIMO アニマル・ストーリー部

株式会社モニクルリサーチ

困難な状況から救い出された動物たちの『奇跡の物語』や、種を超えた『絆のエピソード』を中心に、世界中の動物ニュースをお届けしています。

単なるハプニング・衝撃映像としてではなく、ひとつの大切な命が幸せをつかむまでの過程(ビフォーアフター)や、保護活動に携わる人々の想いに焦点を当てて紹介。読んだ後に温かい気持ちになれる、希望のストーリーを厳選して発信します。(最終更新日:2026/02/20)

※海外の動物保護団体や信頼できる情報を基に執筆しています。

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