約10年間、ひとりで路上で生きた犬 保護のために捕獲用の罠を活用→レスキューに心を開く様子に反響

【写真提供】@hopeforpaws(投稿・写真著作権者)

海外のSNSでは、犬や猫といった動物を保護し、懸命に救おうとする「動物レスキュー」の様子を紹介した投稿がYouTubeで注目を集めています。

今回、LIMO編集部がピックアップするのは、ロサンゼルスを拠点に動物の保護活動をしている非営利団体の公式YouTubeアカウント@hopeforpawsの投稿。

警戒心が強く、人に近づこうとしない犬を、レスキューの知恵と経験を生かして保護する様子を動画で紹介してくださっています。

執筆時点で5万6000回再生、約5000件のいいね!がつくなど話題となった本投稿の中でも、特に胸を打たれるシーンやSNSでの反響をまとめてご紹介します。

また記事中では、犬・猫の平均入手価格についても解説していきます。

※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

約10年間も野良犬として過ごしていたルーアン。警戒心が強く、人に近づこうとしないため、レスキューは捕獲用の罠を設置。罠の中にはルー・アンをおびき出すためのエサを用意しました。はじめは警戒して離れていってしまったものの、数時間後、ようやくルーアンを無事に保護することに成功しました。保護前の警戒心がうそのように、シェルターの職員に打ち解け、抱っこされる姿も。長かった路上生活を終え、新しい家族が決まるまで保護団体のもとで過ごすことになったルー・アンに、喜びの声が寄せられています。

1. 【人に近づこうとしないルー・アン】捕獲用の罠を設置する

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出所:@hopeforpaws

海外のSNSで、約10年間も野良犬として過ごしていた犬「ルー・アン」の救出劇が話題を呼んでいます。

ルー・アンは近所の人たちからエサをもらいながら過ごしていましたが、警戒心が強く、人には近づこうとしない犬でした。

直接保護するのは難しいと判断したレスキューは、捕獲用の罠を設置。

罠の中にはルー・アンをおびき出すためのエサを用意しました。

はじめはにおいを嗅ぎながら近づいてきたものの、警戒して離れていってしまうルーアン。

しかし、待つこと数時間。ようやく罠の中に入ったルーアンを、無事に保護することに成功しました。

2.  

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出所:@hopeforpaws

シェルターに到着すると、まずは体をきれいに洗います。

泡を立てて体を洗い、シャワーで汚れを流す間も、大人しく身を任せていました。

その後、獣医師による診察を受けます。

保護前は警戒心が強いと言われていたルー・アンでしたが、シェルターの職員にはすぐ打ち解けたようで、じっとしたまま診察を受けていました。

診察が終わったあと、職員に抱っこされる姿からは、安心して心を開いている様子が感じられます。

ルー・アンは新しい家族が決まるまで、別の保護団体のもとで引き取られることになりました。

ネット上では、ルー・アンの保護に関わったレスキューたちへの賛辞が集まり、長かったルー・アンの路上生活が終わったことを喜ぶ声も多く寄せられていました。

――以上、海外のSNSで話題のワンちゃんでした。

3. 著者からの一言コメント

約10年間もの長い間、野良犬として暮らしてきたルー・アン。レスキューが時間をかけて見守り、ついに保護できたことにほっとしました。シェルターに到着してからは、職員に抱っこされる姿も見せてくれ、その変化にも心が温まります。

アメリカでは、多くの野良犬や野良猫がシェルターや保護団体に保護されています。その問題は深刻化しており、保護施設では収容頭数の多さや、動物が長期間施設で過ごすことなどが課題となっているようです。これらを改善するため、不妊・去勢手術を行い、ワクチン接種を行ったうえで、元の場所に戻す取り組みなども行われています。犬や猫を家族に迎えるなら、最後まで責任を持って世話をする覚悟が大切なのだと思います。

これまで厳しい環境の中で生きてきたルー・アン。これからは安心できる場所で、たくさんの愛情を受けながら過ごしてほしいです。ルー・アンのような犬たちが一匹でも多く、安全に暮らせるようになることを願っています。

4. 新しい家族を迎える前に。犬・猫の平均入手価格を知っておこう

過酷な環境から救い出された動物たちの姿を見ると、これから保護犬・保護猫を迎えたいと考える方も多いのではないでしょうか。

ペットショップやブリーダーなど有償で犬・猫を入手する場合の平均価格は、2025年で犬が「21.6万円」、猫が「17.5万円」となっており、猫は3年間で約35.7%上昇しています。

一方で無償譲渡を希望する声も多く、犬53.6%、猫76.9%が無償での譲渡を望んでいるというデータもあります。

私はアナリストとして、モノを「買うときの値段」より「持ち続けるコスト」で評価することを大切にしてきましたが、ペットもまさに同じだと思います。ペットフード協会の令和7年(2025年)全国犬猫飼育実態調査では、有償で入手した場合の平均価格は犬が21万6000円、猫が17万5000円。とくに猫は、この3年で約35.7%上がっています。


(中略)


そして何より、無償譲渡を望む人が猫で76.9%、犬で53.6%にのぼる背景には、命を預かることの重みへの意識があるのだと思います。価格を比べる前に、「10年後、20年後も最後まで世話を続けられるか」――その一点を落ち着いて考えることが、いちばん確かな判断材料になるのではないでしょうか。

令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%

令和7年調査から見る犬の平均入手価格は21万6000円、猫は17万5000円。無償譲渡を希望する人は猫76.9%・犬53.6%

その後の飼育費まで見据えて考えるためにも、一度知っておいてもよいかもしれませんね。

参考資料

八木 七音

著者

八木 七音

大学卒業後、出版業界で編集・執筆業務に携わり、文章の構成力や正確性を磨く。現在は3児の母として子育てをしながら、Webライターとして活動。読書や料理、園芸、文房具が好きで、日々の暮らしの中で感じたことを大切にしている。

現在は、暮らし・食・育児など生活に寄り添うテーマを中心に執筆。読者の目線に立ち、専門的な内容でもわかりやすく噛み砕いて伝えることを心がけている。忙しい日々の中で小さな楽しみを見つけられる情報や、読者の心にそっと寄り添う言葉をお届けしていきたいと思っている。

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