# 保護活動の無い未来へ

 

犬猫の過剰繁殖を止める、不妊去勢手術のスペシャリストを全国へ!

Spay Vets Japanサポーター募集!

 

2026年1月26日より開始したSpay Vets Japanのクラウドファンディングは、計319名のみなさまから953万円のご支援をいただき、プロジェクトを成功に終えることができました。ご支援をいただきましたみなさまには改めて感謝申し上げます。

 

そして今回のクラウドファンディングでは、ご支援金だけでない「#保護活動の無い未来へ」という想いにご賛同いただけるたくさんの仲間と出会うことができました。これだけ多くの方々と、想いを共有し、繋がりあうことができたことを本当に嬉しく思います。そして今後もさらに多くの方と共に、過剰繁殖の問題を解決して参りたいと思います。

 

そこでこの度、Spay Vets Japanでは新たに「常設寄付」を立ち上げ、Spay Vets Japanの活動を支えてくださるサポーターを募集させて頂くことと致しました。みなさまから頂いたご寄付は下記に使用させていただきます。

 

●手術を普及させるための獣医師を育成する(獣医学生・社会人獣医師対象)トレーニングプログラムの実施費用

●一般の方 / 獣医師に対して、不妊去勢手術の重要性についての啓発・教育を実施するための講演活動にかかる費用

●海外交流を積極的に行い、海外の成功例を日本に還元すると共に、国際的な視野で動物福祉を考えるための、海外文献の読解・国際カンファレンスの主催費用・海外獣医師との技術交流会開催費用

●啓発・教育・カンファレンス開催に必要な資料などの印刷物にかかる費用

 

日本の過剰繁殖問題の解決、動物福祉のアップデートに向けて、志を共にするみなさまからのご参加をどうかよろしくお願いいたします。

   

 

Spay Vets Japanについて

 

Spay Vets Japanは犬猫の過剰繁殖による社会問題の解決を目指す、獣医師の団体です。

 

 

私たちは獣医師へのトレーニングを通して、過剰繁殖の現場で1日30頭を安全に執刀できる「高速高回転の不妊去勢手術」の普及に努めてきました。動物の過剰繁殖現場では、1人の獣医師が1日30頭ほどの不妊去勢手術を行えないと全頭の手術が間に合わず、そこから新たな繁殖が始まってしまいます。より多くの獣医師がこの術式を習得することが、いまの日本における課題であると捉え、技術習得・技術交流の場の提供を推進してきました。

 

また、専門家を招いたカンファレンス・勉強会、獣医師のトレーニングの場の提供、一般の方々に向けた講演会などの実施によって、猫の繁殖予防に最も効果的だとされている早期不妊去勢手術の重要性(生後5ヵ月齢までに行う不妊去勢手術のこと)を広め、「5ヵ月齢までに手術をするのが当たり前」となる日本を目指した、啓発活動も行っています。

 

猫が4ヵ月齢から発情・妊娠をする現実がある一方で、まだ日本では「不妊手術は6ヵ月齢になってから」が一般的です。早期手術を行うリスクの噂もありましたが一部は研究によって否定されており、既に米国獣医師会は早期不妊去勢手術を支持する方向に舵を切っています。(参照元:https://www.dvm360.com)

 

当団体代表理事 橋本 恵莉子が活動を始めた背景


Spay Vets Japan代表 橋本 恵莉子

 

|猫ボランティアさんとの出会い

私が一般病院で勤務医をしている時に、一人の猫ボランティアさんと出会いました。

毎日餌やりに通い、1頭ずつコツコツとTNR(猫を捕獲し、不妊去勢手術を行い、その場所へ逃がすこと)を続けられていました。

 

私はその当時、まだ地域猫活動やTNR活動の事を良く知りませんでしたが、飼い主のいない猫たちのために頑張られるこの方と、活動の在り方に感銘を受けておりました。

ある日、その方が顔に怪我を負って来院されました。

猫が嫌いな住民に「猫に餌をやるな」と殴られたのだとか。

 

私は、なぜこんなやさしい方が殴られなければならないのか、と憤りを感じるとともに私も獣医師として、医療現場で活動を支援するだけでなく、社会的な理解を深めるためにもっと何かをやらなければ、と強く思いました。
 

|個人の活動から、団体への活動へ

その後、自身のスペイクリニックを開業し不妊去勢手術の普及に専念すると同時に、TNRの事、不妊去勢手術の重要性、早期不妊手術の意義などを社会に広めるため、講演や著書や、SNS等、考えうる形で啓発活動に力を入れてきました。

 


「あるすてねこさんのおはなし」(はしもとえりこ 絵/うすいあさみ 作)


「お母さんのらねこのおはなし」原作:碓井 朝美(愛猫家) 作画:橋本 恵莉子(獣医師)


獣医師から皆様へ伝えたいことを漫画にして発信もしてきました

自身でも猫にまつわる相談窓口を開設し、様々な社会問題にも接してきました。

時には犬の過剰繁殖に関する相談を受けることもありましたし、野犬の過剰繁殖地の視察にも伺いました。

しかし、問題を知れば知るほど、啓発活動を進めるほどに、私個人で活動を行うことの無力さを思い知りました。特に啓発活動は、個人での活動では「あくまで個人の意見」としてしか捉えられないからです。そこで、私と同様の理念を持ち、同様の活動を行う獣医師を集め、団体として啓発活動を行うことを決意し、Spay Vets Japanを設立しました。

 

|獣医師の技術交流ができる場を

Spay Vets Japanは、啓発活動を一つの重要ミッションとしていますが、もう一つのミッションは、不妊去勢手術の技術交流です。

 

私自身、スペイクリニックの開業前は一般病院の勤務医でしたので、活動に必須な、低侵襲で(傷の小さな手術方法)高回転手術の方法を知りませんでした。ボランティアさんに出会ってから、その勉強を行うため、様々な施設や手術会場を訪れ、勉強させていただきました。

その修行を通して出会った獣医師達が、Spay Vets Japanの設立時メンバーであり、私の今の技術があるのも、これらの人と技術の交流のおかげです。

これらの経験を通して、獣医師が切磋琢磨し技術を高めることの重要性と、技術を学びたい獣医師にとってそうした機会をもっと設けることが必須だと強く思いました。

それは理事一同、共通の想いで、Spay Vets Japanでのトレーニングプログラムや一斉手術の企画、トレーニングセンター設立に至りました。

 

そして、2025年11月には「過剰繁殖問題の解決」×「獣医師の育成」に特化した施設、ABCトレーニングセンターを開設しました。

 

 

「過剰繁殖問題の解決」×「獣医師の育成」に特化した施設
ABCトレーニングセンターのご紹介

 

ABCトレーニングセンターは「犬猫の過剰繁殖問題の解決」×「獣医師の早期手術を含む高回転不妊去勢手術技術と愛護意識を育てる」ことに特化した施設です。前身となるHappy Tabby Clinicは猫の不妊去勢手術クリニックとして、創業より27,000頭の手術を行ってきました。

 

 

ABCトレーニングセンターはこれまでのクリニックとしての枠を超え、過剰繁殖問題の解決のために尽力したい、という獣医師にSpay Vets Japanの術式を教えるための場であり、同時に獣医師にはこの施設を訪れる犬猫たちを通じて、愛護精神も学んでいただきたいと考えています。

 

傷口はわずか1cm
ABCトレーニングセンターにおける手術について

 

当施設で教えるのは、スぺイフック(子宮吊り出し鉤)を用いた傷口1cm(※1)の不妊手術です。この術式を身に付けることで、1日1人で30頭ほどの手術が可能となります。

 

施術の際は猫への負担を出来るだけ減らすために、術創を小さくすること、安全性の高い麻酔を心がけています。猫の術創は通常1cmほど、犬でもできるだけ小さな術創で、表皮は吸収糸(溶ける糸)で縫合する為、抜糸は必要ありません。(※2)

 

ほとんどの犬猫では、術創の保護を特に行わなくても大きな問題になることはなく(※3)、化膿止めには3日間持続型のペニシリン系注射薬を手術時に投与しますので、通常術後に化膿止めを内服する必要もありません。

 

※1:一般的な不妊去勢手術における傷口は3cmほどといわれており、通常より負担の少ない術式を採用しています。

※2:妊娠や卵巣子宮の疾患で、術創を拡げる方が安全だと判断される場合は、術創が大きくなる場合もあります。

※3:性格上過剰に舐めることが予想される場合は腹帯やエリザベスカラーの着用をおすすめします。

 

より多くの経験を積んでもらうために
当会による獣医師のトレーニングについて

 

獣医師のトレーニングには、スぺイベッツジャパン独自で定めたレベルに合わせた2つのコースがあります。

 

1つ目は、全く不妊去勢手術をしたことのない獣医師、および不妊去勢手術の経験が少ない獣医師を対象とした「B認証医コース」。当会の定める技術を持つ認定医がマンツーマンで技術指導を行います。経験値が少ない場合、傷口が大きくなってしまう場合や手術時間が1時間以上かかるケースもあります。こちらのコースでは経験の浅い獣医師に向け、丁寧な指導を行っていきます。

 


トレーニング / 講習会の様子


トレーニング / 講習会の様子


トレーニング / 講習会の様子


トレーニング / 講習会の様子

 

2つ目は、一定の手術経験がある獣医師を対象とした「SVJ認定医コース」。当会の認定医とともに執刀を行うことで、経験値を上げ、安全で効率的な技術の習得を目指します。

 

不妊去勢手術はいろんなイレギュラーもあり個体によって難易度も異なるので経験値を積むことが必要です。そのため、その都度自分で判断する、時には認定医に疑問を投げながら技術向上するための大切なコースとなります。こちらは大阪府八尾市のABCトレーニングセンターと、和歌山県南紀白浜の犬猫繁殖予防病院、または、当会主催の一斉手術においてその場を提供しています。

 

 

 

いただいたご寄付の使いみち

 

いただいたご寄付は下記に使用させていただきます。

 

●手術の普及のため獣医師を育成する、獣医学生・社会人獣医師向けトレーニングプログラムの実施費用

●一般の方 / 獣医師に対して、不妊去勢手術の重要性についての啓発・教育を実施するための講演活動にかかる費用

●海外交流を積極的に行い、海外の成功例を日本に還元すると共に、国際的な視野で動物福祉を考えるための、海外文献の読解・国際カンファレンスを主催費用・海外獣医師との技術交流会開催費用

 

日本の過剰繁殖問題の解決、動物福祉のアップデートに向けてはみなさまの継続的なご寄付が欠かせません。どうかあたたかいご支援をよろしくお願いいたします。

 

 

Spay Vets Japanの今後について

 

Spay Vets Japanは今後も「保護活動の無い未来」を目指して活動を続けてまいります。

 

獣医師のための学びの場の提供、海外の研究の積極的な翻訳・解析研究・発信、災害時の相互補完の場の提供…。私たちが取り組んでいくべきことはまだまだたくさんあります。そのためにも、より多くの方に現状の課題を知っていただき、またご賛同いただければと思っております。

 

皆様からのあたたかいご支援を、どうかお願いいたします。

 

 

「Spay Vets Japanサポーター」のご紹介

 

当会の取り組みにご賛同いただける団体様、個人の方を中心にメッセージを頂いております。

 

想いを共にするみなさまから頂いた「#保護活動の無い未来へ」というテーマでのメッセージをぜひご覧ください。

 

   

 

 

ご留意事項について

 

・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来かねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

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