
韓国・公州の路上で出会った徒歩旅行者を、助けを求めるように追い続けた捨て犬「コンジュ」=SNSアカウント「ラッキーラバー」提供 (c)MONEYTODAY
【07月25日 KOREA WAVE】韓国で、国土縦断の徒歩旅行をしていた一行を約20キロにわたって追い続けた捨て犬が保護された。保護施設での公告期間中に新たな飼い主は見つからなかったが、個人で動物保護に取り組む女性が引き取った。譲渡先はまだ決まっていない。
捨て犬の譲渡情報を発信するSNSアカウント「ラッキーラバー」が18日、犬の経緯を紹介した。情報提供者は6月28日、忠清南道公州市を通って海南へ向かう徒歩旅行中、路上で毛がふさふさした汚れた犬に出会った。大きな目をしたおとなしい犬だったという。
一行がその場を離れると、犬は後をついてきた。当初はすぐに離れると思われたが、そのまま追い続けた。暑くなると水田に入って体をぬらし、分かれ道では一行が来るまで待った。姿が見えなくなっても小さな足で追いかけ、休憩中もそばを離れなかった。
一行は、餌や水を与えればさらに追ってくると考え、すぐには手を差し伸べられなかった。当日は日曜日で、保護施設や動物病院とも連絡がつかなかったという。

韓国・公州の路上で出会った徒歩旅行者を、助けを求めるように追い続けた捨て犬「コンジュ」=SNSアカウント「ラッキーラバー」提供 (c)MONEYTODAY
近隣住民に尋ねると、犬は約1カ月前に誰かが捨てたと説明された。一行は、犬が必死に助けを求めているように感じたという。
犬は消防安全センターで一時的に保護された後、公州市の捨て犬保護施設へ移されることになり、一行は施設まで一緒に歩いた。犬は次第に疲れ、呼吸が荒くなって歩みも遅くなったが、一行を見失わないよう追い続けた。
公州で出会ったことから「コンジュ」と名付けられ、公告番号「2026-00144」で保護施設に収容された。公告期間は7月13日までの2週間で、期間終了後は殺処分の対象となる可能性があった。
SNSで事情が紹介され、譲渡を求める声が広がったものの、公告期間中に新たな飼い主は見つからなかった。その後、個人で動物を保護し、韓国内外への譲渡を支援しているアン・ミヒャンさんが20日午前、施設からコンジュを引き取った。
「ラッキーラバー」の運営者は、アンさんが20日に保護したものの、引き取り先はまだ決まっていないと説明している。
(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News

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