Shiba Inu(SHIB) 写真=Shutterstock

Shiba Inuの値動きが2023年4〜6月の下落局面と高い相関を示しているとして、短期的に約20%の下落余地があるとの見方が出ている。下値の目安は0.0000032〜0.0000033ドルで、相場の反転には0.0000044〜0.0000045ドルの上抜けが焦点となる。

米ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicは21日、足元のShiba Inuの値動きについて、2023年4〜6月に見られた下落パターンと91.2%一致していると伝えた。

注目点は、主要サポートを割り込んだ後も弱気の地合いが続いていることだ。Shiba Inuは2026年5月に主要サポートの0.00000628ドルを下抜けた後、明確な反発を欠き、その後は安値と高値をともに切り下げる展開となった。売り圧力の強さを示す動きとみられる。

足元の価格も弱い。0.0000042ドルを下回った後は、0.00000415ドル前後で推移しており、直近のレンジ下限に接近している。

分析では、現在の値動きが2023年4〜6月の展開と極めて似ていると指摘した。当時は数週間にわたるもみ合いの後に下放れし、その後に局所的な底を付けたという。今回も同様の流れをたどる可能性がある一方、2023年と全く同じ値動きが再現される保証はないとしている。

このシナリオが続けば、Shiba Inuは7月末から8月にかけて0.0000032〜0.0000033ドルのサポート帯まで下落する可能性がある。現在の0.00000415ドルを基準にすると、下落率は約20%となる。市場では、この価格帯が実際に下値支持として機能するかを見極める局面となりそうだ。

もっとも、一方向の下落だけが想定されているわけではない。想定サポート帯を試した後に買いが入り、投資家心理が改善すれば、0.0000038〜0.0000040ドルまで戻す可能性もある。さらに強い反発には、0.0000044〜0.0000045ドルのレジスタンスを再び上回る必要があり、その先の上値目標として0.0000055〜0.0000056ドルが意識される。

一方、短期の相場見通しとは別に、足元の取引指標にはやや改善も見られる。Shiba Inuは直近24時間で3.23%、直近1週間で3.69%上昇した。24時間の取引高も前日比7.58%増の5546万ドルだった。

ただ、こうした戻りがみられるものの、時価総額ランキングではなお30位圏外にとどまっている。時価総額は約24億6000万ドルで、暗号資産全体では32位となっている。

当面の焦点は明確だ。0.0000032〜0.0000033ドルのサポート帯が底値として機能するか、また0.0000044〜0.0000045ドルのレジスタンスを回復して弱気の流れを断ち切れるかが、次の方向感を左右する。

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