当会からは野村獣医師の発表で、「雌仔猫の発情率と適切な不妊去勢手術時期について」ポスター発表をさせていただきました。

 

 獣医学生への教育、法医学、シェルターメディスン、疫学など世界中でご活躍されている先生方のお話を聴講し、新たな学びと刺激を沢山いただきました。シェルター動物のプライマリケアと獣医学生の教育を繋げることは米国で一般的になりつつありますが、この度の発表でそれが日本の大学にも適応できるようにと、聴講の先生方が考えるきっかけになったことと思いますし、それが全国で実施されていけば、本当に素晴らしい事と思います!

 

 

 講演中、コーネル大学の林先生がSpay Vets Japanで大阪公立大学の外科トレーニングを受け入れていることをご紹介下さりました。現在実施しているのは主に不妊去勢手術のトレーニングですが、今回のシンポジウムを受け、今後さらなるSkills Labなど、教育×保護動物支援において、当会のトレーニングセンターが貢献し得るさらなる可能性を、当会でも模索していけたら、と感じました。

 

 

 また、動物福祉の向上においては不妊去勢手術だけでは不十分で、QOLを担保できない動物への安楽死の提案は、獣医師は避けて通れないと改めて思いました。

 スペイクリニックの衛生管理や保護主さんへの衛生指導、保護動物のトリアージと必要な時には辛い決断もしなければいけないことも含め、単に不妊去勢手術だけをやれば良いではなく、動物福祉を総合的に模索していきたいと思います。

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