Shiba Inu(SHIB)のイメージ写真=Shutterstock

Shiba Inu(SHIB)について、長期支持線近辺で下げ止まり、反発に向かう余地があるとの見方が出ている。焦点は下落チャネル下限と水平支持線を維持できるかどうかで、デリバティブ市場の建玉増加や取引所からの資金流出も支援材料として注目されている。

ブロックチェーンメディアのThe Crypto Basicが21日(現地時間)に報じたところによると、市場では、SHIBが現在の価格帯を維持できれば、約0.000070ドルまで上昇する可能性があるとの見方が浮上している。

日足チャートでは足元で一定レンジの値動きが続く一方、全体としてはなお下落基調にある。SHIBは2021年10月の高値0.0000885ドルから93%超下落。2024年3月に付けた今サイクルの高値0.00004567ドルと比べても、86%安い水準にある。

こうした中、市場アナリストのジェラル・クチュケル氏は、相場反転の可能性を指摘した。X(旧Twitter)への投稿では、「強気のテクニカル構造」とコミュニティの強い支持を、SHIBの反発材料として挙げた。

チャート上では、SHIBは2024年3月の高値以降、下落チャネル内で推移している。チャネル上限は戻り局面で上値抵抗として機能し、下限は相場の下支えとなってきた。足元の調整では、このチャネル下限に再び接近している。

実際、2月初旬には0.0000050ドルまで下落してチャネル下限に達した後、反発に転じた。現在も、数年来の支持トレンドライン近辺で推移している。

加えて、水平支持線も重要なポイントとして意識されている。この価格帯は、上場初期の調整局面や2023年の弱気相場でも底値圏を形成した水準に当たる。クチュケル氏は、支持線を維持できれば次の本格上昇につながる可能性があるとみている。

同氏が示した第1目標は、下落チャネルの中段付近だ。現水準から87%超の上昇に相当し、心理的節目である0.000010ドルの回復を意味する。

最終的な上値目標としては、約0.000070ドルを挙げた。現値比で1060%高い水準で、到達すれば2021年11月以来の価格帯となる。

需給面では、デリバティブ市場と取引所の資金フローも好材料としてみられている。直近24時間で、SHIB先物の未決済建玉は7.4%増加した。未決済建玉の増加は一般に市場参加者の関心拡大を示し、建玉の偏り次第では値動きが大きくなる可能性がある。

現物市場では、取引所外への資金流出も確認された。直近24時間で約5070億SHIBが取引所から個人ウォレットへ純流出した。短期売却より長期保有を選好する動きとして受け止められる。

SHIBは依然として長期下落トレンドの中にあるが、現在の価格帯は数年来の支持線と重なる。今後はこの支持帯を維持できるかに加え、未決済建玉の増加が実際の相場反転につながるかが焦点となる。

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