特集は未来のために今できることについてです。災害時のペットの避難用品や焼却施設から出る熱を利用したバナナの栽培など、県内の様々な取り組みを取材しました。

どうする災害時のペットの避難

毎年のように日本各地で起こる災害。新潟でも地震や水害、大雪など常に災害を乗り越えてきました。

日頃からの備えが必要なのは人間だけではありません。

災害時、ペットの避難に大切なことを専門家に聞きました。

新潟市動物愛護センター 登坂友一所長
「自分が助からなければペットを守れないので、飼い主さん自身がしっかり避難して、なおかつ、ペットも一緒に連れて行ってペットの命も助けると」

ペットの同行避難できる?

災害時の「ペットの同行避難」。

新潟市は避難所のペット対応として、市内の全ての避難所に「ペット同行者対応グッズ」を配布。

受付を案内するポスターやケージに張り付ける名札など、ペットの避難で必要な初期対応に備えています。

また、新潟市内の7割を超える避難所ではペットの同行避難を受け入れる体制を整えています。

実際に必要なものは?

新潟市動物愛護センター 登坂友一所長
「すぐペットを入れて逃げられるためのキャリーが必要になります」

1週間分くらいのペットフードを

新潟市動物愛護センター 登坂友一所長
「あとは1週間分くらいのペットフード、水と、ペットシーツなどをそろえて、何かバックの中に入れて用意しておいていただければ、すぐ持って逃げられるので準備して頂きたい」

用意しておくべきペットの避難用品

今用意しておくべきペットの避難用品。

新潟市に本社のあるペットフードの会社で話を伺いました。

デビフペット 渡辺光男社長
「災害時に物流が止まって困るのがペットの食事や飲み水です。避難所ではペットの飼育に必要なものは基本的に飼い主が用意しなければなりません。避難時のペットフードで重要なのは安全性と栄養バランスです」

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