<広・D23>始球式を務めたオダギリ ジョー(撮影・岸 良祐)
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 俳優のオダギリジョー(49)が4日に行われた広島―DeNA戦(マツダ)で始球式を務めた。監督を務めた映画「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」(9月26日公開)での警察犬「オリバー」役の衣装姿で登場。場内からは大歓声が起きた。

 始球式後には、見事な投球を見せた「オリバー」に代わって映画監督を務めたオダギリが代弁する形で登板前のコメントが発表され、オリバーに扮したオダギリが軽いギックリ腰だったことが明かされた。

 オダギリジョー監督は「始球式したのは犬なのでしゃべれません」と映画の監督として「僕が製作した映画『THE オリバーな犬、(GOSH!!)このヤロウ MOVIE』に出演する警察犬、オリバー・フォン・ボアハイム号が始球式を務めさせていただけることになりました。しかし不運な事に、数日前から軽いギックリ腰をわずらい、本領を発揮することは難しいのではないかと言われています」と告白。

 「オリバーのハンドラーであります、青葉一平さんによりますと、そんな状況でもオリバーは“オレの腰が完全に壊れようと、かまわねぇ。今日の一球に全てをかけるだけだ”と強がっているそうです。皆さま、暖かく見守ってください」とユーモアたっぷりのコメントを発表した。

 雨降るマツダのマウンドにオダギリ扮するオリバーが登場すると、スタジアムは騒然。ギックリ腰の不安を感じさせぬ力強い投球フォームから繰り出された球はバッターの立つ右側にそれながらもノーバウンドで捕手のミットに。大歓声が巻き起こると両腕を挙げ応えた。

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