熱中症や肉球の火傷など、夏は犬との散歩やお出かけが難しい季節。とはいえ、今は冷房が効いたドッグカフェや室内ドッグランなど、夏でも愛犬と快適に過ごせる場所があります。道中をe-bikeで移動すれば、夏のお出かけも諦める必要はありません。
そこで今回は「夏の湘南」を舞台に、e-bike Watchと電動アシスト自転車専門店「モトベロ」共催による「ペット仕様e-bike体験イベント」の第2弾を開催。なんと今回は35kgの大型犬もイベントに参加してくれました。気になる実際のイベントはどのような様子だったのか、ここで紹介します。
どんな愛犬にもぴったりのアイテムを探せる
「愛犬用のカゴが気になっている」と参加されたのは、トイ・プードルのターボくんとそのご家族。ご主人はロードバイクが趣味、そして奥様は今回イベントを主催するモトベロ湘南にて、以前にお子様を乗せるためのe-bikeを購入した経験もあります。
ターボくんと自転車でお出かけすることもありますが、今は愛犬用の自転車装備がないため「愛犬用の自転車カゴ」が気になってイベントに参加しました。
ご夫婦と娘さんの3人で参加したターボくんご一家
今回ターボくんに用意された自転車は、ターン「HSD P9」というコンパクトなカーゴバイクタイプのe-bikeです。当初はこの大きなリアキャリアにチャイルドシートを取り付けていました。しかし、娘さんの「自分で走れる」との一言でチャイルドシートを外して、娘さんは自分の子供用自転車で参加することに。状況に合わせてその場で自転車をカスタマイズできるのも、ショップのイベントならではの魅力ですね。
ターボくんファミリー用にもともと用意されていたe-bikeは赤いチャイルドシート付き。「小さな子供と愛犬、みんなでお出かけしたい」という場合に嬉しい仕様ですね
愛犬にはRIXEN & KAUL(リクセンカウル)の、その名も「ドギー」というキャリーを選択。ドギーはボタンひとつで着脱可能で、外せばキャリーバッグとしても利用できるという愛犬家に嬉しいキャリーです。ターボくんと自転車を試乗したママは「前から顔が出せるので走行中は前のめりになってかなり楽しそう。犬も自転車を楽しんでいるのがわかる」と、かなりドギーを気に入ったようでした。
ドギーは横からも前からも顔が出せるデザイン。ターボくんは試乗中、身を乗り出して風を楽しんでいました。内部にはショートリードがついているので落ちる心配はありません
ハンドルと連動して前カゴが動いてしまう自転車が多いなか、HSD P9は曲がる時にハンドルを切ってもキャリーが回転しないのもポイント。犬が酔いにくそうなのが良いですね