【グリコ&みなみ 里親さん決定のご報告】
とても嬉しいご報告です。
道頓堀で親子そろって10年以上も生き抜いてきたグリコとみなみが、一緒に里親さんの元へ行けることになりました。
これまで、高齢で里親を希望される方にお声かけしても
「もう少し白っぽい子が…」
「顔が怖そう…」
と言われることもあり、なかなかご縁が繋がりませんでした。
その度に、きっとグリコは心の中で傷ついていたと思います。
そんな中、この2匹を里親に迎えたい!と仰って下さったM様には、心から感謝しています。
グリコは保護当初からお口の臭いが強く、「いつか必ず抜歯手術をしてあげたい」と思っていた子です。
みなみも膀胱炎で通院した際に「歯の処置が必要」と獣医師に指摘されていました。
ただ、歯の処置は数万〜十数万円と高額で、人間の差し歯同等位費用がかかります。
これまでの経験上、保護を依頼された際に「毎月いくらか持ってきます」とお約束いただいても、
実際には最初の1回だけで終わってしまうことが多く、今回も残念ながら例外ではありませんでした。
それでも、里親さんの元へ送り出す前にきちんと体調を整えてあげたいと思い、病院へ連れて行きました。
(歯茎がボコっと腫れている→炎症性の骨増生 歯周病を長期間経過すると骨が増生して膨れることがあるそうです。)
(膿が溜まっています。)
診断の結果、グリコは口内炎による炎症と膿があり、残っている歯は14本と多く、
みなみも状態は悪いですが、残っている歯が7本な為、グリコほどはかからないにしても、2匹合わせると、軽く10万以上はかかる見込みです。(全顎抜歯を経験された方ならお分かりかと思いますが、これでも他動物病院よりか、お安いです。)
手術は予約が取れず9月初旬となりますが、術後の体調が整い次第、里親さまのもとへ旅立たせたいと思っています。
長くカフェで暮らし、お客様にも愛されてきた2匹。近々お別れかと思うと寂しいですが、幸せな門出を迎えられることを嬉しく思います。
「守りたい」「助けたい」という気持ちはあっても、資金がなければ叶いません。
どうか、引き続きの応援・ご支援をよろしくお願いいたします。