「子供たちの新型コロナ感染を防ごう」と、学校の用務員が、あるものを製作しました。
「トントントン」「ギィー」
22日集まったのは、白石町内の小中学校に勤務する学校用務員11人です。普段、校内の設備や備品の修繕などを行う学校用務員。それぞれが持参した電動工具を駆使し、「児童や生徒の新型コロナ感染を防ぐために」製作しているのは、消毒液を置くためのスタンドです。
足踏み式のこの消毒液スタンド。かかった費用は、木材やネジなどの材料費のみでおよそ1000円。さらに、こんな工夫も。
【石橋淳二さん】「(消毒液のボトルには)色々サイズがありますので、このテーブルのところをスライド式にして、(ボトルの)大きさに合わせてスライドさせたテーブルを固定してセッティングする」
およそ2時間半後、参加者全員がお手製の消毒液スタンドを完成させました。【石橋淳二さん】「(児童や生徒は)いつも手で押してましたので、こういうのを活用して習慣づけてもらえればいいかなと思います」この日作ったスタンドは、勤務先の学校の玄関や廊下などに設置されるということです。
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