当て逃げの一部始終を、カメラがとらえていた。
赤信号で停車している車。
その後ろから、青い車が徐々に近づいてきたその時、スピードを落とすことなく、ぶつかってきた。
しかし、このあと青い車は、驚きの行動に出る。
突然、バックを始めた。
そして、運転していた男は、謝罪のつもりなのか手を上げると、そのまま現場から立ち去って行った。
この当て逃げ事故は、4月11日午前6時半ごろの茨城県内で起きた。
帰宅途中の60代の男性が信号待ちをしていた次の瞬間、後ろから強い衝撃を受けた。
後ろのドライブレコーダーの映像を見てみると、遠くのほうから青い車が徐々に近づいてくる。
すると、青い車は止まることなく、そのまま衝突。
映像には、青い車を運転する男が、脇見運転をする様子も映っていた。
しかし、衝突したあと、なぜか後ろへ下がる青い車。
この時、男は、謝罪のつもりだろうか、右手を上げる。
被害に遭った60代の男性は、逃げられると思い、青い車のもとへと近寄る。
しかし、それから逃れるように、後ろへ下がり続ける青い車。
男性が止めようとするが、スピードを上げ、逃げてしまった。
被害に遭った男性は、当て逃げされたことについて、「かなりドンってきた感じ。ずしんときた感じ。まさかうそだろ? って、逃げないだろうと思いましたよね。普通バックしないよね。逃げる気まんまんですよね」と話す。
青い車は、見通しのいい道から走ってきてぶつかった。
そのあと、交差点を右折して、逃げて行ったという。
衝突された車は、後ろのバンパーが大きくへこみ、ドアが開かなくなったという。
修理代は、60万円ほどかかるという。
当て逃げ被害者は、「バックして逃げて行く瞬間、手を上げたんですね。何の意味があったのかなって。あれは“すみません”って謝りだったのか。それじゃ済まないだろうって。すごい怒りはまだありますけど、こちらも大きなけがをしなかっただけ良かったかな」と話した。
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