2024年度発行の新1万円札の肖像に採用された「日本資本主義の父」、渋沢栄一(1840~1931)のアンドロイド(人間型ロボット)が完成し、出身地である埼玉県深谷市の渋沢栄一記念館でこのほど、報道陣に公開された。7月3日から記念館2階の講義室で、アンドロイドが入館者に「道徳経済合一説」などの講話(1回20分)を始める。
当初、新たな「お札の顔」の決定から1年後にあたる今年4月9日にお披露目する予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、延期していた。
「夏目漱石アンドロイド」などを手掛けた石黒浩・大阪大学教授が技術監修し、アンドロイド開発会社「エーラボ」(東京)が製造を担当。制作費は、別に作る1体と合わせて計約8250万円。同市出身のドトールコーヒー創業者、鳥羽博道名誉会長の個人寄付でまかなった。

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