新しい飲み会はフェースシールド着用で? 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、国の専門家会議が提言した「新しい生活様式」。緊急事態宣言が解除された大分県と県酒造組合(蔵元40社)は5月15日、この内容に沿った「新しい生活様式“飲みごと”を考えよう会」を大分市内で開催した。様々な形式での飲み会に、参加者らが苦労する場面も多く見られた。
 会は3カ所の飲食3店舗で開かれ、県職員や同組合員ら有志約60人が会費制で参加。「対面ではなく横並びに座る」「マスク着用」「クリアファイルで手作りしたフェースシールド着用」「ハンカチを持ち口に当てたり外したりする」「名刺交換をアプリを使って行う」の5グループに分かれ、慣れない飲み方に挑戦した。
 同市都町2丁目の「焼とり丸ちゃん本店」には約20人が集まった。密閉、密集、密接の「3密」を回避し、グラスを接触させない乾杯をしたり、焼酎をつくる係を1人に限定したりと工夫した。
 横並び席に座った県職員の男性は「3、4人までは話ができるが、5人目以上は遠すぎる」。フェースシールドの参加者からは「時間がたつほどに額に熱がこもる。もう少し良いつくりなら使えるかも」などの声が上がった。
 県商業・サービス業振興課の御手洗洋子参事監兼課長は「県酒造組合から大分の未来を作るためにも、新しい生活様式に沿った飲食を考える必要があると提案があった。どのような注意と工夫をすれば安心して楽しめるか考えてほしい」と話していた。

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