高齢者向けの新型コロナワクチンの予約受付が、19日から始まった宮崎県都城市では、対象者約5万4000人に対して、1620人分のみが「先着順」で行われたため、受付開始直後から電話もインターネットも、すぐにつながりにくくなりました。

 そのため、市役所の窓口に約150人の市民が詰めかける事態となりました。

 市民:「電話をかけても通じないものだから。どこの地区はいつ来て下さいという通知のほうが良いと思う」

 新型コロナワクチンを巡っては19日、菅総理大臣が、9月までに国民の対象者全員分が供給されるめどがたったと発表しました。

 しかし、接種のスケジュールについては、こんな指摘も・・・。

 自民党・下村博文政調会長:「自治体によっては医療関係者の協力が足りないということで、65歳以上の方に限定しても、今年いっぱいかかる、場合によっては来年までかかる」

 自民党の新型コロナウイルス感染症対策本部長を務める下村政調会長は、高齢者へのワクチン接種は年明けまでかかる可能性があるとの認識を示したのです。

 また、全国民への接種については、「来年の春ぐらいまでかかるところもあるかもしれない」として、態勢強化の必要性を強調しました。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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