22日に引き続き、東京電力管内に発令されていた「電力需給ひっ迫警報」が、23日午前11時に解除された。

経済産業省 資源エネルギー庁・小川要電力基盤整備課長「一昨日の夜から東京電力管内において発令していた電力供給の逼迫(ひっぱく)警報は解除することとした。多大なるご協力いただきまして、誠にありがとうございました」

東京電力管内では、22日に引き続き電力不足の懸念から警報が続いていたため、一部のスーパーやコンビニでは、23日も陳列棚の照明を落としたり、空調を停止するなど、節電努力が続けられていた。

経済産業省によると、23日は予報よりも天候が良く、太陽光発電の発電量が想定よりも多くなった。

また、22日からの節電努力によって、停電を防ぐ決め手となった揚水発電所の余力が想定よりも多く残せたため、安定的に電力供給できるめどがたったという。

電力使用率の予測値は、需要ピーク時でも93%と大幅に改善し、警報発令の基準である97%を大きく下回ったため、警報解除となった。

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