9日に投開票が行われた韓国大統領選挙は、保守系最大野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)氏が当選を果たした。
5年ぶりに保守政権が誕生する。
10日午前5時前、尹錫悦候補が支持者の前に姿を見せ、会場は熱気に包まれた。
尹錫悦候補は勝利会見で、「初心を失わないで、今後も自らの役割と職責を正直に遂行するようにします」と抱負を語った。
事実上の一騎打ちを繰り広げた与党候補との得票差は、およそ25万票差で、韓国憲政史上、最も競り合った選挙戦となった。
勝利した要因には、政権与党への批判票を集約できたことなどが挙げられる。
尹氏は、日韓関係改善に意欲を示していて、文政権で冷え込んだ日韓関係がどう変化するのか注目される。
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