エジプトのスエズ運河で2021年3月に座礁した大型コンテナ船をめぐり、船を所有する愛媛県の「正栄汽船」側とスエズ運河庁が賠償交渉で合意し、7日、双方が現地で開かれた式典で合意文書に署名した。
これを受け、1万8,000個余りのコンテナを積んだまま運河内の湖に留め置かれていた船が、およそ3カ月ぶりに航行を再開した。
賠償額や和解の詳細などは、明らかにされていない。
今回の事故で、世界の海上交通の要衝が完全にストップしたことを受け、運河庁は、運河の拡張工事を始めているが、座礁の原因となった悪天候での航行ルールなどの変更は予定していないという。
船は、このあと、オランダのロッテルダムに向かうという。
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