栃木県足利市で発生した山火事は今もまだ燃え続けています。火の手は高速道路や住宅街の近くまで迫っています。
足利市の山火事は延焼を続け、発生から5日目となりました。延焼範囲は拡大を続け、24日の時点で約76.5ヘクタールでしたが、25日午後2時現在では約100ヘクタールにまで拡大しました。
足利市によりますと、燃えているのは立木ではなく、落ち葉や下草がジワジワと燃えているのだといいます。延焼範囲の拡大の影響で北関東自動車道の上下線では通行止め。住民への避難勧告も207世帯へ拡大しています。
25日は消防隊を168人で編成し、隣の群馬県からも応援が来ました。山あいにある足利市大岩町は避難勧告区域に追加され、市の職員などが住宅街でチラシを配り、避難を呼び掛けました。
しかし、すでに火の手は住宅街のすぐ近くまで迫っていました。女性の自宅から50メートルほど先では炎が燃え広がっていました。すぐに実家への避難準備に追われました。その後、消火活動が始まりました。山から近い住民は不安な日々が続いているといいます。
足利市長は・・・。
足利市・和泉聡市長:「きょうは風もないので、本城は落ち着いているように私の印象では思っています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
WACOCA: People, Life, Style.