2日目を迎えた衆議院の予算委員会。14日も子育て世帯への“10万円給付”をめぐり、政府の方針への批判が相次ぎました。

日本維新の会・足立議員:「年末に正月を越す前に10万円を一括で配りたいという首長が、内閣の判断が遅かったためにできなかった場合、その責任は内閣に、国に、岸田内閣にあるというのは当然ですね」
岸田総理:「時期が遅い、自治体が苦労されているということは謙虚に受け取め、政府の一括給付の考え方を補正予算の成立を待たずに自治体に示したい。一両日中にお届けしたい」

ただし、あくまで原則は、“現金とクーポンによる給付”のようです。
立憲民主党・逢坂代表代行:「今回の混乱の要因、総理は何だと思うか。政府が、クーポンにこだわったことじゃないか」
岸田総理:「地域によってはクーポンのメリットを活用したいという自治体もある状況。そういった工夫も尊重できる対応を国としては考えていくべきではないか」

『年収960万円』の所得制限が適切なのかも論点となりました。
国民民主党・玉木代表:「所得制限を入れるそもそもの意義が薄れていると思う。所得制限を外して、子どものための支援ということであれば、一律に18歳以下の世帯に配る決断したらいかがか」
岸田総理:「より困った方々に、こうした支援をしっかりと届けるという建前もあり、一つ基本的な部分として、これは変えることは考えてない」

14日は、これまで総理主催で開催されてきた『桜を見る会』についても問われました。
立憲民主党・岡田議員:「こんなことをして国民の税金をシロアリが食いつぶすように、自分たちの政治活動のために勝手に使って」
岸田総理:「長年の慣行の中で行われてきた。招待者の基準があいまいだった。また招待者の数も膨れ上がってしまった。これは大いに反省すべき点があると思うし、二度と起こしてはならないと思う。少なくとも私の内閣において『桜を見る会』を開催することは考えてない」

安倍元総理がマスク不足解消の切り札として配布した、いわゆる“アベノマスク”が大量に余っている問題についても問われました。
立憲民主党・逢坂代表代行:「この保管料、年間10億円ぐらいかかる。10億円ぐらいの保管料を負担してマスクは抱え続けるということでよろしいのか。廃棄という選択肢はあるのか」
岸田総理:「まずは有効活用の道を探りたいと思う。中身については、今の段階では予断をもって申し上げるのは控えたいと思うが、ぜひ、しっかりと検討させたいと思っている」
立憲民主党・逢坂代表代行:「中身は今の時点で想定がつかないから答えられないというのは現実じゃないかと」
岸田総理:「反省すべき点があったということは、しっかり受け止めなければならないと思う。そのうえで、今後、在庫についてどう考えるのか、真剣に考えていきたい」

日本維新の会は、国会議員に毎月100万円支払われる『文通費』について、こう迫りました。
日本維新の会・岩谷議員:「この文通費、過去、例えば飲食代とか、プライベートな交通費とかに使用されたことないか」
岸田総理:「目的外に使うということはあってはならないと思っている」
日本維新の会・岩谷議員:「我々、維新の会は、領収書公開している。総理、ご自身だけでも領収書の公開、ぜひ、これからやっていただけないか」
岸田総理:「議員自身がしっかりと考えなければいけない課題であり、今国会において議論していただいている」
現状では、与野党の主張に隔たりがあり、議論は平行線です。各党が賛成しているはずの『日割り支給』すら、今の国会では実現する見通しが立っていません。

ところで、日本維新の会が公開している各議員の領収書を見てみると、その多くが自らの政治団体に寄付されています。ほかにも診療費に充てられるなど、文通費の趣旨に沿った使われ方をしているかは、あいまいです。この点について尋ねました。
日本維新の会・藤田幹事長:「現状では(文通費の)残金は政治団体に入れて、文通費ではなく外形上、法律論としては、政治団体の活動として使っている。法律改正をしないとすっきりしない。よりわかりやすい公開の仕方を模索していると理解していただけたらと思う」
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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