新型コロナウイルスのオミクロン株への感染が世界中で広がるなか、ノルウェーでオミクロン株へのクラスターが確認されました。感染したのは100人以上の規模で行われたクリスマスパーティーの参加者たちでした。
土曜日の4日も行われていました。今月から、まずは医療従事者を対象に始まった3回目のワクチン接種。3回終えた人もこれからの人も口にするのは、“オミクロン株”への懸念です。
2回目接種終えた人:「新しい型が次々出てくるので、いつまで続くのかなっていう不安はある」
3回目接種終えた人:「予防していくことで(オミクロン株の)蔓延(まんえん)を防げるのかなと思います」
海外では、「クラスター」が発生しました。ノルウェーの首都オスロで開かれた、企業のクリスマスパーティー。ワクチン接種を済ませた100人以上が参加しましたが、うち13人がオミクロン株に感染したということです。参加者のうち、少なくとも1人が南アフリカから帰国したばかりだったそうで、感染者は今後、さらに増えるとみられています。
「オミクロン」と命名されてから1週間・・・。世界各国で感染の報告が相次いでいます。北米では、アメリカ、カナダに続き、新たにメキシコでもオミクロン株の感染者が確認されました。チュニジア、スリランカでも見つかり、オミクロン株の感染は世界39の国と地域に広がっています。
ただ、その“実態”は分かっていません。
WHO(世界保健機関)報道官:「暫定的なデータですが、より強い感染力があることが示されています。今のところ、私たちが分かっていることはそれだけです」
オミクロン株が世界で初めて確認された南アフリカ。ここ数日で、感染が急拡大しています。今月3日には、一日の感染者数が1万6000人を超えました。オミクロン株の影響とみられています。
「感染力の強さ」を物語るデータも・・・。変異株に感染した人が「どの株だったか」を割合で示したものです。10月には「デルタ株」が全体の8割を占めていましたが、11月に入るとデルタ株はおよそ2割に、「オミクロン株」が7割以上と急速に置き換わっています。
一方、「重症化リスク」についてはどうでしょうか。EU(ヨーロッパ連合)の衛生当局は、オミクロン株による死者はおらず、感染者のほとんどは無症状か軽症だと発表しています。
冒頭でお伝えしたノルウェーのクリスマスパーティー。オミクロン株に感染した13人はいずれも症状が軽く、入院している人はいないということです。
それでも、WHOは「実態を把握するにはあと2、3週間はかかる」と警鐘を鳴らします。
WHO、ケルコフ氏:「最初は軽い症状で重症化までに時間がかかっている可能性もあります。私たちがオミクロン株を理解するには時期尚早です」
とにかく、今できることは・・・。
ワクチン接種をした人:「今のところ、オミクロン株の心配はしていません。マスクを着用しワクチンを接種すること、そうすれば生活を続けていける」「若い世代を含めて全員ワクチンを接種すべきです」
アメリカの感染症の権威、ファウチ氏もワクチン接種の重要性を説きます。
米国立アレルギー・感染症研究所、ファウチ所長:「ワクチン接種、そしてブースター(3回目)接種をすれば、たとえオミクロン株であっても重症化を防いでくれる可能性が非常に高くなります」
オミクロン株に対応するワクチンについても、開発が取り沙汰されています。ファイザーとワクチンを共同開発した、ドイツ・ビオンテック社のCEOが海外メディアの取材に応じました。
ビオンテック、サヒンCEO:「原則として、ある時点でこの新しい変異ウイルスの新しいワクチンが必要になると思っています。問題はそのワクチンがどれくらい速やかに提供できるかです」
そのうえで、新しいワクチンについて「およそ100日以内に販売できるだろう」との考えを述べています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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