国内2例目の「オミクロン株」への感染が確認された男性について、ワクチンを2回接種していたことが分かりました。

■都内に“濃厚接触者”約80人に

 松野博一官房長官:「2例目の検出事例になります。当該入国者は、ペルーに滞在歴のある20代の男性。入国時の検査で陽性が確認され、現在、医療機関において隔離を実施」

 男性は先月27日に、成田空港に到着していました。

 ペルーを出国した後、カタールでのトランジットを経て日本に入国。この20代男性の国籍は、明らかにされていません。

 成田空港の検疫所で検査したところ、陽性反応が出たため、検体の遺伝子を解析。オミクロン株に感染していたことが確認されました。

 厚生労働省 衛生・食品安全課、西川隆久課長:「(20代男性は)ワクチン接種済みだということです。ファイザーのワクチンを2回接種済みだと確認しています。1回目が9月、2回目が10月と確認しています」

 厚生労働省・浅沼一成医務総括審議官:「同乗者は115人います。110人には、入国者健康確認センターでフォローアップを行っています。(20代男性だけが)この機の中での陽性者だったと。(他の同乗者の)症状の有無については確認をしているが、上がってきていない」

 東京都によると、2例目の20代男性の濃厚接触者は、都内で40人を超えるということです。

 これで、オミクロン株の濃厚接触者は、1例目と合わせておよそ80人に上ります。

 松野博一官房長官:「引き続き強い危機感を持って、状況把握に努めるとともに、各国の感染状況を踏まえ、機動的にかつスピード感を持って、必要な判断を行っていく考え」

■ワクチン3回目接種開始

 オミクロン株への懸念が広がるなか、1日から医療従事者への3回目のワクチン接種が始まりました。

 視察に訪れた堀内詔子ワクチン担当大臣は、「オミクロン株については、様々検討中なので、予断をもって申し上げることは差し控えるが、3回目接種が発症予防、重症化予防、入院予防には有益だと思っている」と話しました。

■「会食8人まで」制限緩和

 国内で2例目となるオミクロン株が確認されるなか、東京では、1日から認証を受けた店の利用人数が4人から8人へと緩和されました。

 渋谷にある飲食店では、人数制限の緩和を受け、すでに5人以上の予約が入り始めています。

 「鉄板焼き 天 文化村通り本店」・遠藤勇店長:「こちらですね。7名(の予約)が2件。かなりうれしいですね。本当に、ようやく人数が増えてきたなというのは感じます。4人から8人に増えたことによって、忘年会シーズンなので、たくさんのお客様に来て頂けるかなと思いますね」

 20代女性:「今まで少人数でしか集まれなかったところが、堂々と少しワイワイできるというのは、気持ち的に楽かなと思います」「(Q.忘年会の予定は?)高校の友達と久しぶりに集まるので、楽しみです」

 ただ、国内で2例目が確認されたオミクロン株に、不安も感じています。

 「鉄板焼き 天 文化村通り本店」・遠藤勇店長:「また新しい(変異株)が来ちゃったなって。仕事としてやっているので、客が来ないと、どうしても成り立たないので。そういうところが怖い」

■高田馬場駅前のフェンス撤去

 その一方で、コロナ前の様子に戻った場所もありました。

 高田馬場駅前では、感染対策のため、封鎖されていた駅前のロータリーですが、柵が撤去され、広場の中に入ることができるようになっています。

 高田馬場駅前は、感染リスクが指摘される“路上飲み”が問題視され、今年5月、新宿区により封鎖されていました。

 その後、設置されたフェンスにメッセージの書かれた大量の南京錠が掛けられるなど、予期せぬトラブルに見舞われました。

 そして、感染状況が落ち着いたことから、1日におよそ半年ぶりにフェンスを撤去しました。

■“路上飲み”再び・・・若者が大声

 すると、早速、午後10時前には、早くもロータリーは人でいっぱいです。広場の中ですが、座り込んで宴会が始まっています。酒の缶を地面に投げ捨てる様子も見られました。

 ロータリーの至る所で、学生による路上飲みが再開され、マスクなしで大声で騒ぐ人も大勢見られました。

 こうした状況に、慎重な意見も出ています。

 大学生:「お酒に酔った勢いで、マスク外してしゃべったりすると、新型コロナウイルスも広がりやすくなっちゃうのかなと」

 大学生:「実際に、ここから始まった感染は絶対あると思うので。オミクロン株が来たってことで、もう一回考え直すのは、ありかなとは思う」

(「グッド!モーニング」2021年12月2日放送分より)
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

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